台風10号が週末通過した。
左腎機能は廃絶したけど、高度水腎症の原因に悪性腫瘍は見つからなかった。
全身麻酔で全身筋弛緩、血尿のため安静療養。
何より山から離れて久しい。
激しい運動はクレアチニンを上昇させる。
1kg近い左水腎、転倒打撲すれば破裂のリスクもある。
リハビリ登山にアポイ岳を選んだ。
4時に自然に目覚めたが、「家で療養すれば」との心の誘惑を振り切って家を出た。
6時52分、ゆっくりと歩き始めた。
既に21℃を越え、運動には危険な暑さ。
久し振りに山の世界へ踏み込む。
全身筋弛緩後の筋肉に運動刺激を与える。
鼻で呼吸できるゆっくりしたペースで歩く。
ひだかの森を歩く心地よさを味わう。
水分はしっかりと摂取。
この水筒は父の日にHiroからの贈り物。
初めて使った記念すべき山行。
五合目で森林限界を越え、真夏の陽射しを浴びる。
2回目の休憩。
支笏湖ブルーと迷ったけど、太平洋の青さも魅力的。
この坂がこれほどキツかったかな?
筋力の低下に呆然とした。
こまめに休憩を取る。
お花畑と左にビンネシリ(既登)、右に吉田山(未踏)。
いつか縦走したいと思っている。
9時34分登頂。
リュックの中身は軽量化したけど三脚は持参。
TG-6の筆おろし山行でもある。
気温が上がり水平線はモヤがかかっている。
9時47分下山開始した。
いつもの撮影箇所にて。
ひだかの山に心が癒やされる。
そう言えば、自然の中を歩く効用が新聞に載っていた。
こんな何気ない沢と森の風景に癒やされた。
暑くて、お握りは食べられず。
11時43分下山した。
アポイ山荘で汗を流した。
外に出てすぐに汗が吹き出たので、車のエアコンで冷やしながら帰った。
静内のホーマックでチョコ板(平松)12枚(144kg)を買って帰った。
17時過ぎに日陰になってからガーデニング。
再び大汗をかいてしまった。
汗をかいて運動できる喜びを噛み締めながら。