七合目駐車場から樹林帯に入る。
ラッセルは膝下、標高を上げると浅くなり、クラストに。
冬のカリカリのアイスバーンではなく、春山特有の柔らかさで、アイゼンは不要。
晴を期待したが、天候は残念だった。
山と言うより、こんもりした丘(火山地形)。
支笏湖も空の色を映している。
雲の境界の外は晴れている。
夕張岳は快晴の様だ。
展望は嬉しいが、何となく悔しい。
日光が無い分暑さはマシだった。
10時50分、風が弱く久々に記念撮影。
汗冷えしない様に、アウターを羽織った。
穏やかな春山。
樽前山の山頂ランチは久し振りだ。
霞んでいるが、日高山脈、幌尻岳も同定できた。
ひだかの山に行けば良かったのかも?
雪崩とヒグマを避けた事を忘れてはいけない。
写真では分からないが、硫化硫黄の匂いがしている。
溶岩ドームはいつ見ても良い。
どんよりとした雲で、この山域の天気は良くない。
右手前は三角点。
風不死岳と紋別岳、支笏湖。
11時15分、下山開始した。
長いルートの全貌。
ラッセル特訓コースだった(笑)。
天気とコロナで登山者はいないのかな。
夏道の方から登山者のグループが上がってきた。
写真では6人だが、最後の人の後ろに重なって7人目。
トレースの圧雪が期待出来る。
グループが通って綺麗に圧雪されていた。
11時53分、七合目ヒュッテを通過した。
圧雪された雪の道、深さは膝下。
下りは軽快なスノーシューハイク。
12時41分、五合目ゲートに到着。
一息入れる。
春の雪の中でカフェタイム♪
パンを補食した。
さらに4kmのスノーシュー散歩が残っていた。
13時58分、ゲートに到着。
好運に恵まれ?ラッセルを一人で完遂出来、良い運動になった。
苫小牧中央ICの工事で、久々の取り締まり。
苫小牧は晴れていた。
春の残雪歩きを満喫した一日だった。