雁皮山から糠平山へ向かう尾根からの幌尻岳(右端)
序章で日高地区の町並みを見下ろす写真を掲載したが、
逆に毎日の散歩で雁皮山のなだらかな山容を愛でている。
そして、糠平山は、真東に幌尻岳がそびえる森林限界を越えた展望台である。
15日5時22分に出発し、林道から6時12分雁皮山の尾根に取り付いた。
これまでのラッセルはウソのように無かった。
標高を順調に稼いだ。
7時13分、休憩でアミノ酸を補給。
前回、樽前山での鬼のようなラッセルで筋肉痛に。
日陰で薄着でもあるが汗をかかない(涼しい)。
気温を見てみると-12℃。
北東の風で頬が痛い位だ。
7時38分、右の尾根から雁皮山の稜線に出た。
正面は1006Pで2年前の逆周回では少し迷った所。
目指す雁皮山1236.6mは写真の右端方向。
標高差約250mのなだらかな稜線歩きだ。
雪の状態はご機嫌なスノーシューハイキング。
幅の広い林のような稜線が続く。
予想より青空に恵まれて足取りは軽い。
青空に向かって樹氷が輝く道を行く。
風を避けて日なたで水分補給。
谷を見下ろしながら休憩。
雁皮山山頂に近付き、日高町市街と夕張山地の展望を楽しむ。
なだらかで山頂が分かりにくい。
2年前は右の方へ降りて左へ軌道修正した。
今日のトレースが正解である。
どこが尾根線か地形では分かりにくい。
8時38分、見覚え有る山頂らしき所でGPS(iPhone+GNS)確認。
山頂を2m通過して山頂の撮影。
北東の風がまともに吹きつけ休憩はしない。
雪が悪ければ雁皮山往復で終わる予定だったが、周回する事にした。
距離は長いけど、時間は十分にある。
東に突き当たるまで進み南下する。
樹間に見える日高山脈の展望は素晴らしい。
中央右に幌尻岳が見えていた。
奥の稜線をぐるっと周回する。
右端より右の糠平山は見えない。
長い尾根線歩き、この程度はラッセルとは言わない。
2重稜線、右へ進んでしまったが、左が正解。
いずれにしても先で合流する。
なるべく起伏を避けてトラバースする。
9時11分、休憩。
お腹が空いて、疲れが出始めた。
なだらかに登るペースがつかみにくい。
無駄に登ってしまった尾根を振り返る。
樹氷が美しい!
右へ弧を描くように進む。
中央に幌尻岳を見ながら~続く