理髪の日

医師として、身だしなみは重要である。清潔感の無い医師は信用されない。
馴染みの理髪店は日曜日が休みである。

土日の天気が悪い周期にハマっており、この土日はどちらも山日和では無い。
来週は所用があり、天気に関わらず必然的に今日が理髪の日となった。

日高門別は前日の雨の後雪が少し積もり、朝の冷え込みで路面が氷結していた。
早朝の雪かき運動は不要だった。



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散髪後、木曜日に診療所から救急搬送した患者さんを見舞いに門別国保病院へ。
土曜日は透析を行っているため、3Fの透析室から屋上へ。

隣の建物は老人保健施設で、その奥に最初の1年間住んだ医師住宅と町営住宅の街並みが見える。
オーシャンビューの医師住宅は展望が素晴らしく、夜中の波の音が印象的だった。
東日本大震災後は津波が怖くて、こんな所に住む事は出来ないと思うようになった。

昼食後、運動目的(雪かき運動)で日高地区の医師住宅へ。
何と、同じ町でも日高地区は雨が全て雪だった様だ。
積雪が深く車が入れなかった。



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左の道路から歩いて玄関へ行き、入り口の除雪をした。
雪かき運動前の状態である。



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時間の制限が無いため、キッチリと除雪した。
ミッチリ2時間の雪かき運動は、鍛えていなければできない量の雪を除雪した。



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玄関から歩道までの一部の除雪に30分かかった。
道路と歩道は除雪されていた。

実は、運動のため医師住宅の除雪をしないようにお願いしてある。
そうでなければ、最優先で除雪されてしまう(笑)
歴代の医師で、除雪を拒否した例は無いという。



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除雪後の状態。
わざわざ除雪のために1時間かけてやって来るなんて物好きにも程がある。
涼しい所、雪が大好きなのである。



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裏庭に屋根からの落雪がタップリあるけど、時間切れ。
今なら楽に除雪出来るけど、明日朝凍り付きスコップで叩き割らなければならなくなる(ToT)
2時間で5トンは除雪したと思う。



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屋内でカフェを楽しみながらかまくらを眺める。
1号基と2号基(左にあるが映っていない)を連結して、連結した中央を開窓して1号基と繋がっている。
左に掘り進めば2号基と繋がり完成である。



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連結部とかまくら2号基。
スコップが中に置いてある。



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2号基に刺した棒は園芸用。
掘り進める位置を確認するため、かまくら内部から突き刺している。
凍結していて、刺すのも固くて苦労した。強度は十分保たれている。


雪かき運動が予想外に時間が掛かり、かまくら造りを続ける時間が無かった。
雪かきや、かまくら造りなんて、何の意味も無い様に見えよう。
趣味で始めた「運動」は、毎日の重労働で、予想外の「効果」が。

何と、5kg以上体重が減り、全身の筋肉がボディビルダーの様になった。
これには自分自身も驚いている。

意外と早く切り上げたのは、明日の山行に支障を来さないため
控え目の「軽い」運動で終わらせた。
さて、明日も天候は期待できないが、よく冷えて涼しそう。

ちなみに、今日の「運動」は-3℃、真夏のアンダー(ブリーフ)にズボンを脱いで夏用の雨具を直接はいた。
上はランニングシャツに長袖シャツを脱がずに夏の雨具。
これで、陽射しは無く、風雪に晒されて丁度良いという、希代の暑がりである。

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# by tmurakami0520 | 2018-02-24 21:37 | つぶやき | Comments(0)

楽天Mobile

DoCoMoのiPhone6+(64GB)を3年振りに機種変更し、iPhoneX(64GB)に。
古いiPhone6+は「SIMなし」であるが、自宅のWi-Fi(医師住宅、診療所も接続)、登山のGPSは正常に作動している事を確認した。

帰省した時、滋賀県に住む母親(70代後半)がスマホが欲しいと言うので買ってあげて、「カケホーダイ」+「シェアパック」プランにした。
これに伴いデータ量を2月から「ウルトラシェアパック30(GB)」へ増やした。

iPhone6+もノートPCへUSBで繋げば、実家の様なネット環境の無い所でも不自由なく使える。
以前iPhone4SをiPhone6+へ機種変更した時、iPhone4Sをデータプランで契約した。
DoCoMoのデータプランは「シェアパック」で共有しても、基本料金1700円、SPモード300円、シェアパック接続料500円の合計2500円/月かかる。

今回、格安スマホの楽天MobileからデータのみのプランでSIMを契約した(SMSなし)。
ベーシックプランは525円と破格だけど通信速度が200kbpsと遅い。遅いのは苛つく(~_~;)
3.1Gも使わない(屋内は全てWi-Fi環境が良く、屋外でのみ使用)けど、1Mbpsの速度は魅力的、しかも月額 900円!

しかも楽天会員なので、買い物のポイントを通信料から差し引く設定にしてさらに安く(*^^)

楽天MobileはDoCoMoの回線を使っているし、ホームページでiPhone6+(DoCoMo)に対応している事を確認した。

ネットで申し込み、自宅にSIMが送られてきた。



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SIMカードは手で簡単に取れる



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SIMスロットをiPhone6+に付属の器具で取り出した



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取り出したSIMスロットにSIMカードを装着(裏から見ている)



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SIMスロットを戻してSIMカードの挿入は終わり。
実にあっけないけど、これから設定が大変かと思っていた。

プロファイルのアクセスはQRコードをアプリで読み込みインスト-ル。
バスコードを入力するだけでインストールされ、APNの設定は自動で行われた。
何とも簡単であっけなく設定終了した。



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Wi-Fiを切って確認すると、「4G」でインターネットに接続完了。
再びWi-Fiをonにした。
これで、屋外でもインターネットに繋げるのでタブレット代わりに使える。



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楽天モバイルアプリもQRコードからインストール。
ログインするとデータ量等が表示される(楽天会員IDでログインするとポイント表示される)。
高速データ通信だけど3.2Gも使わない。使わない分が翌月にデータ量が加算されて増える。



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実は私は指先が扁平で大きい。
iPhone6+(右)でもなかなか入力が困難だけど、iPhoneXでは不可能に近い。
iPhone4Sで使っていたタッチペンを復活使用している。

iPhoneXは顔認証で生活防水だけど、高価なため、リュックに入れているだけで、GPSで使っているのはiPhone6+だ。
色々なアプリの処理能力はさすがにiPhoneXは速い。

カレンダーに毎日の気温観測と、翌日新聞に載るアメダスデータ(最低気温)を入力している。
icloudでアプリの共有化、データーも共有化され、どちらか一方に入力すれば入力していない方のiPhoneにも同じデータが表示される。
当たり前だけど便利で、Windows10ではPCのデータは手動同期で、まだ自動同期出来ていない。


楽天Mobileの格安SIM、
「スーパーホーダイ」プランS(楽天電話アプリで国内電話5分間かけ放題、データ高速通信2G以降1Mbps使い放題)で
楽天会員なら1年目1980円/月、2年目2980円/月、2年間の平均が2480円/月である。
さらに、会員ランク割引、ポイント割引などがある。

これがDoCoMoならカケホーダイライト(同じ条件)で1700円、パケットパック(2GB)3500円とここまでで差は歴然としてくる。
通信速度も速い!
これほど簡単に手続きできるなら、格安スマホで十分ではないかと思った次第である。

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# by tmurakami0520 | 2018-02-20 17:13 | つぶやき | Comments(0)
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風不死岳を下山すると車が雪で埋まり、国道の除雪で積み上げられた雪で車は駐車スペースに閉じ込められていた。
この程度は想定内の事。
エンジンの余熱でボンネットの雪は刃物で切断したかの如く滑り落ちていた。



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車の周りをスノーシューでラッセル。
続いて、窓から上を手と腕を使ったアルパインスタイルのラッセル。
手袋とアウターを汚さないように(笑)



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この事を想定して運転席側後席に入れておいたトンボを取り出す。
丁寧に雪を落として、ようやくリュックを助手席に降ろした。



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冬山の必需品、スコップをトランクから取り出した。
スノーシューはまだ脱がない。



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雪かきは医師住宅のかまくら作りで慣れている。
登山後の車の周りの雪かき運動は全く苦にならない。



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国道との雪の壁はスノーシューで崩して、スコップでかき除く。
車の除雪を終えてスノーシューで更に踏み固める。
これにて国道への「道」を開いた。時間にして15分も掛かっていない。

ようやくスノーシューや登山靴を脱いで、丁寧に付着した雪を取り除き、汗ふきタオルで拭き取る。
運動靴に履き替えて、車のエンジンをかけ国道へ出た。

そして、苫小牧と反対方向の支笏湖へドライブ。
支笏湖温泉を通過して記事「アホとちゃうか」で紹介した支笏湖湖畔で撮影した。

強風の鵡川道の駅、四季の館の日帰り温泉で汗を流した。



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自宅に帰り、家の周囲の除雪排雪、そして庭の排雪を行った。
京都から日高門別に移住して12回目の冬で、最大の積雪を記録している。

花壇の位置は距離で分かるため、花壇を避けて排雪のための「道」を開けた。
こうして、運動に明け暮れた充実した一日を送った。


八合目からの登りのアルパインラッセルで不覚にもアイゼンを足に引っ掛けてしまった。



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刃物のようなアイゼンの切れ味に感心、ではなくて初心者でもないのに恥ずかしい話だ。



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左が普段使っている手袋。
右が厳冬期用アウトドライ仕様の手袋で、今回八合目で使い、
濡れた手を入れて、雪をかいたり、雪面に手を入れたりしても凍結しなかった。
手が乾燥するほどドライテック性能が高いモデルと分かった。



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左が今回は持って行かなかった厳冬期用二重構造の手袋。
右は冬期は常時リュックに入れている、冬用の手袋のアウター手袋である。
軍手をはいてこのアウター手袋をはいても、軍手は濡れない防水性能を誇る。
汗かきな私は、手袋の予備は必需品だ。-20℃でも手に汗をかく。-10℃で晴なら手袋を脱いで濡れを防ぐ。

冬山はあらゆる事態を想定して、ツェルト(簡易テント)炊事道具一式、予備の食料等を42Lリュックに入れている。
実際に使うのは僅かである。
リュックが重く、スノーシューが沈んで良い運動になる?

車の脱出にしても、まずは慌てずに手持ちの道具を使って事態を打開する作戦を考える。
冬山に困難は付き物であり、それを自力で打開する所に単独行の醍醐味がある。
楽しい山行ができた一日だった。

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# by tmurakami0520 | 2018-02-19 15:45 | 山行記 | Comments(0)
風不死岳北尾根は当時小学生だった息子とも、山友の娘さん達とも冬に登った小学生向けコースとも言える。
しかし、厳冬期かつ低気圧通過後冬型気圧配置となる今日は、特に八合目から山頂までは上級者向けと言える。

かつて、日曜日にスキーを予定していて、土曜日に息子と今回の様な日に徳舜瞥山へ登った。
ラッセル修行の末に、何も見えない山頂、そして息子は凍傷になり治癒に1ヶ月学校を休んだ😭
翌日の家族スキーはキャンセルとなった。
息子の悲惨な姿に、冬山の厳しさを家族一同再認識させられた。

だからこそ、今回はバラクラバやフリースさえ着ずに挑戦となった。
なお、徳舜瞥山でも私は寒いとは思わず、凍傷にもなっていない。
寒がりの息子は相当辛かったはずだが何も言わなかった。
希代の暑がりの父親には、大切な息子の「寒さ」が理解出来なかった。



H30.2.17



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人気の冬山コースとあって、そこはかとなくトレースがここまであった。
それでも、新雪のラッセルを強いられた。
降りしきる雪は体に積もり、溶けた後風雪で凍結し体を冷やす。



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六合目からの急登は深いラッセルに。
それでも、剣山よりマシであり、冬山では普通の事である。



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水墨画の世界だな、なんて余裕をかますけど、
実際は写真を撮るのも厳しい風雪の世界である。



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八合目で初めて凍結したリュックを降ろす。
アウターや装備も凍り付き、汗で濡れた手袋を予備の厳冬期用に替えた(写真のストックのストラップは完全凍結している)



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アイゼンに履き替え、スノーシューをデポした。
雪で埋もれて紛失したら困るので、お気に入りのスノーシューでは無い(笑)。
この休憩で体は冷え切って汗が凍結した。
短時間で凍結したストックのストラップに雪が積もり、気象の厳しさの一端が理解できよう。



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写真では分かりにくいけど、とんでもない急登である。
雪は時に腰まで埋まり、アルパインスタイルのラッセルとなった。
つまり、両手で雪を足元に落として足で踏み固め前へ進む。

少しコツを掴むと、表層雪崩を引き起こして一気に雪を落とした。
ピンクテープも無く、コース取りは我流。50cm以上掘ってロープが見えた時は、我ながら良いルートと自分を励ました。

両手で雪をかき、膝で固めて這い上がるアルパインスタイル。久し振りだ。
両側が切れた狭い尾根は、「分水嶺」を股まで埋まりながら登る。
写真を撮る余裕は皆無だった。

九合目からはもの凄い風が出てきた。
風上の右目は凍結して開眼不能となり、左目だけで登ったため、雪庇を崩壊させた時は心臓が破裂するかと驚いた。
山頂に向かって左側が大沢の深い谷である。
10mX5mの雪面が一気に谷に落ちて無くなりスッキリした。自分は右手右足のみで山にとどまった。

視界が悪かったため、サングラスも付けていなかったが、雪庇の陰でゴーグルを着用した。
これで両目で視界確保。しかし、この「休憩」で体が凍結してしまった。



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山頂と覚しき場所に到着したが、風雪で標識が分からず、じっとしていられないため十分な「捜索」は出来なかった。
下山を開始した。
GPS(iPhone6+指認証)を確認する事は凍傷を誘発してしまうので出来なかったが、ログを見て山頂に立った事が下山して分かった。

下山はゴーグルの威力で腰まで雪に埋まりながらでも速い。
雪をかいた後だけど中が濡れていない手袋の威力に感動した。



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大沢の入り口付近で、この先で絶壁となる。
下山は右に滑落しないように、雪庇を踏まないように注意した。
トレースは風で吹き飛ばされていた。



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九合目を下ると陽射しが差してきた。
右の大沢の絶壁もさることながら、左側もかなり切れている。



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支笏湖と恵庭岳も見えて来た。
出来れば山頂で見たかったけど嬉しい(o^-^)



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スノーシューも無事で雪に埋まっていなかった。
アイゼンをシューに履き替える。
体は温まっていた。



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大沢を覗く。風の雪煙と陽射しで幻想的だった。
山は良いねって思う瞬間である。



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支笏湖を見ながら快適なスノーシューハイク!
紋別岳はFB友が登ったと聞いている。吹雪を避けるなんて軟弱だな?いや、普通は避けるネ。



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倒木に積もった雪にまで陽射しが当たり、暖かい風情を感じた。



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3合目まで支笏湖が見えていて、陽だまりハイクを楽しんだ。
気温は予報通り急速に下がり風が吹き荒れ、普通の人は「寒い」のかも?私には理解出来ない。



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天も寿ぐ美しさ。
実は今回の登山は敢えて荒天での挑戦だったのだ。

アホかと言ってみて、待てよ、しばらくアホな事していないなぁ。
天気予報を見て、閃いたのだった。

誰も登らないと思われる山への挑戦だった。
実際2合目で山スキーヤーのトレースがあったけど、誰とも出会わなかった。



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駐車スペースでは車が埋まり、国道の除雪で凄いことになっていた。
でも、今日の登山に比べればこの程度の脱出は no problem 。
スキーヤーの車も閉じ込められていたが私の後を出れば良い。
今回は3部作で次へ続く。

5:17駐車場→7:53八合目8:08→9:41山頂9:45→10:12八合目10:27→11:24駐車場 12:31支笏湖で風不死岳撮影



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【GPSログ】Mission impossible completed by Dr. Murakami
18日は日高は晴れているけど、全然悔しくない。
わざと荒天を狙って、自分に挑戦した一日だった。



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右から雪炎を上げる幌尻岳、尖った戸蔦別岳、中央奥へ連なる日高山脈
(18日 10:24 振内集落手前(沙流川下流)にて撮影)
日高地区へのドライブは最高に楽しかった



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2015年3月7日登頂したシキシャナイ岳1059m
最大傾斜75度の雪の壁を登攀した
日高国道(国道237号)を通るたびに、想い出す挑戦の山行

今回の風不死岳登山は、自分への挑戦であった。
そして、自分に負けなかった。
未だに「予の辞書に寒いという言葉は無い」

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# by tmurakami0520 | 2018-02-18 20:18 | 山行記 | Comments(0)
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支笏湖湖畔から風不死岳を望む
樽前山は山頂は雲で見えない



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恵庭岳も西から雪雲が流れてきている。午後から風が強い冬型気圧配置となった。
支笏湖は美しく大好きな湖。四季を通じて癒やされます。
氷濤まつりの駐車場は混んでいなかったが、道内のインフルエンザの流行がピークを迎え遠慮した。



金曜日に「所長はこの土日どこの山に行かれますか」と聞かれ、この土日は天候が荒れて、行くとしても土曜の午後か日曜かな。「日高の山に行きたいね」と話をしていた。
「土曜日はどうですか?」との問いに「土曜に山に行くのはアホや」と答えた。
看護師に関西弁、患者さんも意外と関西出身が多く、思わず関西弁が出てしまった(笑)。

馬鹿げた事をする、非常識な事を関西弁では「アホとちゃうか」(特有のイントネーションがある)と言う。
低気圧が北海道を通過し、強い冬型へと大荒れの天気で山に行くのは非常識である。
因みに、登山は早立ちが基本で、午後登山は例外的、特に冬は。



16日金曜日に帰宅して、久し振りにビールを飲むと、かなり酔っ払ってしまった。
寝る前の天気予報で、何故か「明日は登山」と思い込んでしまった。
思い込んだまま眠った。疲れが出ていたのだと思う。

朝3時起床して、前日準備していなかった(土曜に山に行くのはアホや)山の準備をして出かけた。
富川ICのローソンを出る時は-10℃、星が見えていた。

支笏湖に近付くと気温が上がり、気温が上がると雪が降り始めた。
雪道の運転が趣味とも言えるのだけど、危険を感じるほどの本降りだった。



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車内で朝食後登山準備をした。
雪が激しいため、レインカバーを被せ、ピッケルとクッションは車内に。
何故か冷静に準備が出来た。



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ヘッドライトを付けて出発した。
本降りの雪である。
倒木も積雪が厚く積み上がり、スノーシューの道が出来ていた。



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風不死岳北尾根コース入り口に到着した。


樹林帯は風が無く、汗をかかない様ゆっくり登る。
こんな雪の日にどうして風不死岳に来たのだろう。

冬山入門後のステップアップに良い山で、尾根の急登が続き、八合目から先はスノーシューでは難しい。
通常は八合目から上の急登の痩せ尾根はアイゼンを使う。

何より展望の良い山なので、天気の良い日に登ろうと思っていた山だ。
今日は天気が良くなるのだろうか?

気象学は大好きで気温観測も余念が無い。
天気図を見れば、こんな日に山に登るなんて「アホとちゃうか」!

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# by tmurakami0520 | 2018-02-17 17:50 | 山行記 | Comments(0)

H30.2.12


強風で山がゴーゴーと鳴る。
バラクラバを装着し、冬の帽子をかぶり、夏の帽子は車内に置いて歩き始めた。



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登山口標識、左手奥に夏の登山届が雪に埋まりかかっていた。



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森の中は吹き溜まりとなって雪が深い。
寒波でクラストを期待していたのだけど・・・



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尾根に向かう左に標識が出来ていた(2017年5月29日に気付いた)
右にもトレースらしき跡がある。
右の方が道が広く、右へ行ってしまう登山者もいるようだ。



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尾根はクラストした部分もあったが、急登は殆ど深いラッセルだった。
激しい運動に汗をかきそうになりフリースを脱いだ。



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風の強さを表現してみた。
ゴーグルを着けたくなるほどだった。



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風の弱い所=吹き溜まりで休憩。
リュックの中で凍結する前に栄養補給。



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-17℃、風速15m位だろうか。体感温度は-30℃以下の世界。



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お尻が、熱で雪を溶かして濡れて冷たくなるのを予防するクッション。
私の体は運動すると筋肉が放熱するため、「寒い」という言葉を知らない。



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深いラッセルに心が折れそうになる。
ストックが完全に雪に埋まれば撤退するから我慢と、自分を励ます。
雪の中を泳ぐ様な所もあった。



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一の森に近付くにつれて傾斜が増して、深いラッセルに悪戦苦闘。
表面だけクラストしていて、膝で雪を割ってスノーシューを蹴り込む。


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振り返ると、十勝平野も北部は雪雲に覆われていた。
剣山は日高山脈では最も帯広側にあり、十勝幌尻岳より晴天率が高い様だ。



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陽射しが温かい?? 雪面を雪が流れ、手や足先がしびれる世界だ。
もはや登頂する戦意を失っていた。



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雪庇が崩れたように見えるが、木から強風で飛ばされた雪玉である。
この上が山頂の様に見える(笑)、一の森906m



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一の森に到着。
剣山の一つのピークを登った。
地吹雪に吹き付けられて、体中が痛い。



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手前の丸い山二の森、その向こうに尖った三の森、その奥の山頂は見えない。
この強風の中を突いて登る事は、忍耐のみで楽しめないと判断した。



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この標識は初めて見た。
青空も見えるけど周りは雪雲に覆われつつあり、9時半だけど下山を決めた。



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十勝平野を見ながら、尾根を下る。
下山は雪が深くてもスノーシューは快適だ。



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もう登ったトレースは地吹雪で埋まっていた。
この後登山者と二人すれ違い、一人は強風に引き返してきた。
駐車場には山スキーヤーが何組かいた。雪が降り出した。


6:42駐車場→9:28一の森9:30→10:31駐車場


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【GPSログ】一の森までだったけど、この気象なら悔いはない。
風さえなければ、十分に登頂できるペースだった。また来れば良い。ムキになって登る山でもない。


帰りは日勝峠のドライブを満喫出来た。



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地吹雪だけでなく降雪も加わり除雪が追いついていない。
こう言う道の運転は楽しい!



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熊見トンネル。駐車スペースがあればこちらから登るのも良い。



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日勝トンネル。
雪だったが、日高側の駐車スペースは車が多かった。

平取まで帰り、「ゆから」で汗を流した。
厳しい気候条件だったけど、一の森登山と日勝峠ドライブを楽しめた一日だった。

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# by tmurakami0520 | 2018-02-13 21:44 | 山行記 | Comments(0)
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八号線から剣山を望む
右奥の小さく尖った山頂が特徴的



天気図、天気予報とにらめっこ。
北海道はオホーツク海に低気圧が発達し冬型気圧配置で山は大荒れだろう。
太平洋岸東部は晴れそうだけど期待は出来ない。

強い寒気の流入、大荒れの道内。
それでも山を歩いて見たい。
でも、プラスの温度の日高門別の気温に慣れて冷え込みに体がついていくだろうか?



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温かい飲物を買い込んで、-8℃(実際(アメダス)は-10℃相当、以下同じ)の富川ICのローソンを出発した。



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日高地区は-18℃(-20℃)。医師住宅で用を足した。
単身赴任とは言え、広大なセカンドハウスは贅沢である。



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日勝峠では気温が一旦上がり、気温が上がると雪という法則。
-15℃(-17℃)、風雪は強く今日の日高山脈北部の標高1000m付近は強烈な冬型気象だ。
登りで車速60km/h、下りでは50km/hが限界だった。



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西風が強く地吹雪状態。
雪原の雪が国道に流れ込んで車線の半分を埋めている所もあった。
日勝峠をドライブしただけで帰りたくなった(何時になく弱気)

十勝清水のセブンで食料を買い込んで朝食。
剣山神社まで通い慣れた道も吹き溜まりが出来ていた。
帰りが心配な位だった(帰りは除雪されていた)



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体を冷やさないように、車内で登山準備。
剣山でピッケルなんて、殆ど使い道が無いが三の森から山頂岩峰にかけての急登凍結に備えていた。



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足回り装備は新しいアルパインクルーザー3000+MSR EVOアッセント(22インチ)。
急登対応で深い雪には浮力が弱い。
ライトニングアッセントは25インチだけどEVOの方が小回りが利き、トラバースに強い。
さて、この選択はどうだったのか。

山が風で唸っていた。
こんな日に、本当に剣山1205mに登れるのか。
これ以上無いフル装備で挑んだ。

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# by tmurakami0520 | 2018-02-12 18:42 | 山行記 | Comments(0)
2月11日の日高は雪が降ったりやんだり、気温も高かった。
札幌で働いている長女が、10日から帰省していた。

次の降雪に備えて、自宅に積み上げられた雪を運ぶ重作業を行っている間に支度をして、家族揃って日高地区の医師住宅に行く事にした。
家族にとっては、日高地区までの60km余りの道のりは沙流川に沿ったドライブにもなり気分転換に良いという。
私は、掃除をして貰えるので助かる~


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昼食と掃除を終えて、かまくらへ。
高温(-1℃)湿った雪でも全く問題なかった。



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左右に2人ずつ座り家族5人でカフェ。
かまくらの中は風雪をしのいで暖かい。
冬山の雪洞と同じだ。



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まだ完成していない2基目のかまくらに全員で登る。
強度は全く問題ない(雪を凍らせてある)。



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開窓作業が始まっていることを知らない3兄弟(笑)
雪は75㎥におよび夜な夜なバケツで水を運んで凍らせてある。
強度的には完成後も天井に乗る事が出来る予定(気温が氷点下限定)。



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仲良く座って眺めを楽しんでいる。
そのうちにHiroは寝転んで遊んでいた。



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3兄弟に開窓作業を見せると、順に中でくつろぐ。
完成まであと1週間はかかる見込み。



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子供達はかまくらで遊び、私はこの広大なロータリーの除雪運動を行った。
湿った雪はもの凄く重かった(~_~;)
ガレージから中央やや左に診療所。



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玄関横からのロータリー。雪は降り続いていた。


住宅の掃除と除雪を終えて家路についた。

子供達は私の作ったかまくらを非常に気に入ってくれている。
雪遊びが好きなのは「遺伝」かな(笑)
2基目のかまくら完成後、積雪が続いているので、さらに何か作る予定である。

帰宅してから、今度は自宅に積もった雪かきをした後、ガレージ横の排雪スペースの雪を全て除去した。
山には行けなかったけど、筋肉痛を来すほど運動できた1日だった。

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# by tmurakami0520 | 2018-02-11 20:35 | つぶやき | Comments(0)

紋別岳866m

三連休の北海道は天気が悪い予報。
初日は平地では雨が予測され、高山は荒れて無理だし、低山はみぞれに濡れるのは嫌だ。
さらに、インフルエンザは史上最高の流行を更新しており、人混みを避けるべきである。
医師一人の僻地診療所では、病気をすることも許されない。



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「人の皆無な」氷濤まつり会場へ行ってみた。
人気が無いのでは無く、朝4時前に訪れる人はいない。
初めて訪れ、千歳川の橋のみライトが着いていた。



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案内図を見て真っ暗なウエルカムゲートに入る。



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ゲートの中。支笏湖の湖水で作ったという。
パイプの骨組みに、湖水を吹きかけて凍らせた物。
これなら、私の自作のかまくらが愛着があって良い。



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暗くて氷像が良く見えず、早々に退散した。
支笏湖温泉の街並みも懐かしい(誰も居ない)



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紋別岳の駐車スペースに到着。
沙流川の温度計は-7℃。西へ行くほど低気圧の接近で気温が高かった。
雨が降らないうちに下山する作戦だ。


H30.2.10



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今日は古いアルパインクルーザー3000+古いMSRライトニングアッセントの組み合わせ。
ヘッドライトを付けて暗い管理道路を歩き始めた。



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足回りに比して、背負う荷物はフル装備。
「登山は登山によってのみ鍛えられる」という信念で、運動不足を補う。

気温が高く、歩いていると眠い。
汗をかかないようにスローペースで歩いたため、居眠り登山(笑)



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山の冷気に目を覚ますと、樹氷が作られていた。
トゲのような樹氷が美しい。
気温が下がり、快適温度に「登山モード」となりペースを上げた。



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積雪で、NTT DoCoMoの通信ケーブルに手が届く。
風が強く視界は無い。



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標識を清拭して撮影。
巨大な人工物でさえ、近付かないと見えないほど視界が悪く、日の出時間に僅かでも展望があればいいなという、甘い期待は無残にも打ち砕かれた。



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気温は-8℃と普段より5℃は高い。
展望の山だけど、何も見えず、長居は無用。



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山頂の樹氷は大きく育っていた。



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下山は快適。お腹が空いて、捕食。
風雪に座って休憩が出来ない。
快調に下り、車に戻る寸前で思わぬ再会があった。



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M夫妻とtarumae-yamaさん。
tarumae-yamaさんとはイチャンコッペ山や恵庭岳、白老岳にご一緒させて頂いた。
「デジカメ持って野に山に」のビッグブロガーでもあり、山の先輩して尊敬している。





4:37駐車場→6:52山頂6:57→8:13駐車場


散歩代わりの運動を兼ねた山登りだったが、樹氷を楽しんだ上に思わぬ再会に、山はいいなと実感した。
例え気候が最悪でも、何か感じる物がある。



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苫小牧では雨になった。
山ではみぞれだろうか?tarumae-yamaパーティーは濡れなかっただろうかなどと心配していた。(詳しくは「デジカメ持って野に山に」)



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【GPSログ】実はiPhone6+をiPhoneⅩに。SIMなしのiPhone6+で記録してみた。
iPhoneⅩについては後日紹介したい。

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# by tmurakami0520 | 2018-02-10 23:33 | 山行記 | Comments(0)

Hiroの13歳の誕生日

三段山の記事投稿日はHiroの誕生日だった。
ブログ(日記)ではこの記事を先に投稿し、「2018.02.03」を付けた三段山本編を後にすべきだったのかも知れない。

このブログは幌尻岳テント泊から開始し、10歳になった長男との本格的親子登山を記してきた。
2017.11.03からは私の人生を記すことにした。

2016.09.17ペラリ山で息子の両側の母趾に「陥入爪」(巻き爪)があり、化膿している事に気付いた。
皮膚科での治療は一進一退で、登山もスキーもキッチリとした靴を履くスポーツは不可能だった。
1年経っても治癒しないので、形成外科を受診する様に指示し、今年になり両側の母趾の爪を全抜爪した。

爪を除去して、異物の無くなった母趾は、腐敗した肉芽も縮小し治癒へと向かっている。
新しい爪が生えて来ており、治癒すればスキーや登山も可能になる。
中学生なので、何をするかは本人の自主性に任せる教育方針だ。



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2006.06.18 3月26日日高門別に移住し、当時の医師住宅で1歳4ヶ月のHiroと父と次女(5歳)。
巻き爪は息子の「祖父」由来の遺伝であった。

祖父はいまだに食い込む爪を詰め切りでカットしているという。
祖父には花粉症はないが、息子は父親から花粉症を遺伝している。
私の母から伝わる嫌な体質である。次女はいずれも引き継いではいない。

北海道に移住して来月、3月26日で12年となる。
1歳で移住した息子は「道産子」に育っているが、生まれは京都である。



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インフルエンザは北海道でも猛威を振るっており、人混みには行きたくない。
息子の希望で日高診療所の医師住宅のかまくらへ。
熱いカフェを親子で楽しんだ。



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建設中の2基目のかまくらの上に立つ。
息子は身長は160cmを越えている。祖父と父は174cmで、今年中に追いつかれる可能性がある。
生け垣の高さ2.5m+積雪と人物を入れる事でかまくらの規模を表現してみた。



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ソリの滑り台も爪先を使わないように試滑走。
短い時間だったが、童心にかえって雪遊び。

親子とも雪が大好きであるが、祖父からの三代にわたって希代の暑がりは私だけである。
ルーツは思い当たらないと祖父が言い、私を「エスキモー」とあだ名する。

何度も触れているが、北海道への移住の動機は超重症の花粉症であり、暑さが原因では無い。
冬の北海道でも十分暑い(笑)。
スギ・ヒノキの花粉症から解放され、この時期でも快適に過ごせている。



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帰りの車中にて。
人は息子を父親のコピーの様だと言うが・・・

iPhoneⅩのカメラ機能を試してみた。
PCに転送してHeic形式→Jpeg変換と1つ手間がかかるが、画質は格段に向上している。



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息子の誕生パーティーは、息子の希望でこの店で「乾杯!」
私の贈り物は、息子のリクエストのCD3枚組アルバム。



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自宅では、誕生日ケーキではなくハーゲンダッツのアイスクリーム。
そもそも息子は大のイチゴ嫌いなので、これまでケーキ選びが大変だった。
イチゴ嫌いは誰にも似ておらず、一過性の嗜好だと思うが・・・

爪の完治まであと少し。
完治すれば家族でスキーかな。
たまには、親父と山に一緒に行って欲しいと願った1日だった。

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# by tmurakami0520 | 2018-02-05 04:07 | つぶやき | Comments(0)
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雲の中から辛うじて姿を見せた十勝岳



ヘッドライトなしに、月明かりの「道」を登る。
スキーのトレースを選んで歩くので、スノーシューの沈みは少なく楽である。
暗い森、初めての山。今年初めて歩く十勝連峰、ワクワクしている。



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とは言え、暗い森で休憩する気になれず、6時20分ようやく明るくなり休憩。
朝は山部のセブンで3時半に食べたので、栄養補給も。



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今回初登場のアイテム。
ブレスサーモのブリーフにアウターパンツだけでも、座ってお尻が冷たくならない。
万一の時、ツエルトの中でこれに座るサバイバル対策でもある。



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風はそれほどでもないが、涼しい。
座っていると汗冷えがしてきた。
-17℃と普通の気温で、晴れれば-30℃近くなる事もある。



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前十勝の62-Ⅱ火口の噴煙が見えて来た。
天気は高曇りで今にも降り出しそうである。



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ハイマツの間を縫うように高度を上げる。
富良野の向こう側も天気が悪い。



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森林限界を越えた尾根に取り付き、締まった雪の上を登る。
しっかりクラストしているが、新調したMSRライトニングアッセントは滑らない。

御嶽に続いて草津白根山が噴火し、いずれも何度も登った山なので心が痛む。
何より今噴火すれば、私はどうなるのか。
リュックを頭に乗せて駆け下りるしかない。


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歩いた跡が僅かに分かる程度。
スノーシューが殆ど沈まない、非常に楽な登りである。



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頂上標識が見えて来た(肉眼では見えたが分かりにくいので↓)
氷雪の世界であるが、緊張感はない。
滑っても何処かで止まる感じの山で、断崖絶壁は反対側だ。



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前十勝は標高1800mなので火口壁の中は見えない。
山頂に到着した。



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十勝岳のシルエットが、雲の中にかすかに(心の目で見て下さい)。
このスノーシュー、お気に入りです。(くどい!)



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山頂から先は通行止め?少し先までなら行けるけど・・・
雪と氷の峨々たる世界。残念なのは「青空」がない。
三段山はスキーゲレンデと十勝岳&富良野岳の撮影ポイントでもある。



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三峰山から富良野岳が凜々しい。
夏は高山植物の宝庫で、ナキウサギもいて自然が素晴らしい。
谷底が安政火口である。



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崩壊したキレット。夏山でも上級者向けコース(いや歩いてはいけない)。
冬はエキスパートのみ登ることが出来る(私には無理)が雪崩の巣窟として有名である。



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ルートを赤線で書いてみた。
やはり、相当なエキスパート(物好き)しか受け付けない絶壁だ。
しかも、岩壁は脆く崩れやすい上に氷壁である。



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超一級のアルペンの世界から見れば、この差は明らか。
「スキーゲレンデ」をスノーシュー散歩。
テーブル状の二段目を目指す。


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雲のラインがクッキリ見えて「晴」と「曇」の境目を成している。
遠く道北の山は晴れていそうだ。
何となく悔しい。



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一段目からスキーヤーが登って来ている。
多くのスキーヤー、特に外国人のグループが何組も数知れずすれ違った。



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ダケカンバに積もった雪玉と蝦夷椴松。
雪玉は時に枝を折って落下する事があり、気温が高いと要注意。



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背の高い、スマートなスノーモンスター。
雪に湿気が少なく蔵王などに比べてモンスターが大きくなりにくい。
そもそも、東北や新潟に比べて、圧倒的に積雪が少ない。



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一段目の段差を降りる。
緩斜面はスキーヤーの世界だ。



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吹上温泉の駐車場は、スキーセンターと化していた。
山スキーに申し分ないゲレンデだった。


5:02吹上温泉→7:56山頂8:13→9:00昼食9:20→9:35吹上温泉



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吹上温泉「白銀荘」。十勝連峰の登山後訪れたこと数知れず。
広い露天風呂のある硫黄泉が素晴らしいけど、9時半では入浴には早過ぎ。



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結局平取まで帰ってきて、「ゆから」で汗を流した。
帰りに撮影したけど12時46分。



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【GPSログ】時計回りで尾根線を周回、この青線で囲まれたエリアはスキーゲレンデ


三段山初登山は快適なウィークエンド・スノーシューハイクだった。
お気に入りのスノーシューの威力を満喫できて、山スキーをしない私も十分楽しめた。
天気の良い日に、ゆっくり出かけて再訪したい山だった。

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# by tmurakami0520 | 2018-02-04 19:36 | 山行記 | Comments(0)

三段山1748m~序章

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三段山(1748m)山頂


月曜日の朝から金曜日の夕まで105時間勤務&拘束が終わり、同じ日高町の門別地区の自宅へ帰る。
家族と夕食の団欒を過ごして、直ぐに山の準備にかかった。

土日はまたしても、北海道に低気圧接近中で道南から雪になるという。
低気圧が来る前に登山完了出来る見込みのある山としてこの山に決めた。

十勝連峰は低気圧から離れている。
望岳台から吹上温泉までは冬期通行止めなので、十勝岳は白金温泉経由となり、日高門別から遠い。
大雪山系旭岳は晴れる可能性もあるが、さらに遠くロープウエーの費用も掛かり、登れなかった時の徒労感が強い。

北海道の森林限界を遙かに越えた一級山岳地帯は、本格的な低気圧の雪に巻き込まれたら雪洞を掘って停滞するしか無い。
天気によっては、速やかに撤退と決めていた。

三段山は山スキーのメッカで、これまで未踏である。夏道のある十勝連峰では唯一未踏である。
夏に登ろうという気が起きないのは、上ホロへは崩落して通行止めで、十勝岳や富良野岳に繋がっていない事もある。


H30.2.3


1時過ぎに起床して、国道237号を北上した。雲は多いが、月も星も見えていた。



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日高地区は-11℃(実際は-13℃)、医師住宅に立ち寄った。
金曜日にどうやら、玄関の鍵をかけ忘れて、ビルトインガレージから帰ってしまったらしい。
何かと、細かい事を忘れる様になった(ToT)



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玄関の鍵は掛かっておらず、PC2台とも無事(他に金目の物は置いていない)だった。
ストーブは16℃で付けっぱなし(水道管の凍結防止)なこともあり、戸締まりしないなんて不用心だ。
ついでに用を足して再出発。星空だけど、風が強かった。



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占冠は17kmしか離れていない隣町(村)だけど、気温は-20℃(実際は-22℃)。
金山峠は-17℃(-19℃)だから、冷たい空気が盆地地形に淀んでいるのだろうか。



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標高1000m近いスカイラインで-12℃(-14℃)と標高300mの上富良野町の-17℃(-19℃)より高い。
気象は奥が深い。



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吹上温泉に4時38分到着。163kmのドライブだった。
気温-11℃(-13℃)。-20℃以下なら着込むため持って来た長袖のアンダー上下は不要だった(アンダーは真夏の上下)。
車内で登山準備をした。



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まだ寝静まっている吹上温泉を、5時2分出発した。
月明かりで明るく、ヘッドライト無しで入山した。



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スキーのトレースが無数にあった。狭い所は圧雪した「道路」の様な感じ。
振り返れば、富良野の夜景が。
空は雲が多く、時間との勝負?となった。

本編に続く。

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# by tmurakami0520 | 2018-02-03 19:36 | 山行記 | Comments(0)
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3月31日で建て替えのため診療終了となる診療所

新診療所は左手に隣接して工事が進み、建物本体工事は終了して内装工事中である。
基礎工事からの記録を写真に収めてあり、完成すればブログにアップする予定。

28日トヨニで低気圧が接近して、夜中に日高を通過した。

29日朝は太平洋岸では記録的大雪が残り、苫小牧で降雪量34cmと最高記録に。
日高門別も20cmを超えて、登山後の筋肉痛の余韻を感じながら、家の除雪をした。

6時過ぎに家を出て、日高町日高地区へ。
今年は少雪であったが、今回の降雪で積雪74cmと平年の1.2倍に。



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裏庭のかまくらは、タップリと雪をかぶり、雪国のカマクラらしくなった。
低気圧の通過とともに、今シーズン最強の寒波がやって来た。
温度計は就寝時に-20℃を切り、どこまで気温が下がるか期待に胸を膨らませた。



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除雪やスノーシューでラッセルしたりした後、散歩に出かける6時50分-23℃を記録した。日高地区のアメダスデータは-24℃だった。測定地点が医師住宅より沙流川寄りで山風のため気温が低いためか、温度計の誤差なのかは不詳である。



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医師住宅を「なかよし通り」側から見る。
生け垣の内側にかまくらの頂上が少しだけ見えている(屋根の左端手前)。
屋根の雪は日中も-5℃位なので未だに一部しか落ちてこない。



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「学校通り」を日高小から丘の上の日高中に向けて歩く。
積雪が倍近くに増えていた。



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日高地区と日高国際スキー場。
冬至から1月経過したが、まだ太陽は山に隠れている。



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宮下町を通り抜ける。
雪が多いと街の風景も新鮮に見えた。



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築45年という古い診療所。
4月2日から新しい診療所で診療が始まり、45年の歴史が終わり解体される。



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医師住宅の表の庭は、夏は全く入る事もなかった。
スノーシューでラッセルして歩道を造って雪原?を楽しめる様にした。



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振り返ると山から太陽が顔を出した。
広大な医師住宅だが、冬は隅々まで遊び尽くす?

-20℃以下の屋外で2時間以上作業と散歩をして出勤した。



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昼休みからの帰りにも、「雪原の道」を歩く。
この広大なロータリーの除雪は機械でしてくれる。
細かい所は自分で「加工」して、一部の雪の壁の上もスノーシューで道を造ってある。



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最大の「遊び場」は裏庭だ。誰にも見られない。
2基目のカマクラ?造りのための雪山が奥に見える。



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かまくらの建設予定区画を決め、雪をスノーシューで踏み固め水をかけている。
肝心の建設資材が、寒波のため屋根の上から落ちてこない(笑)
ロータリーから雪を運び込むには、生け垣と家の間が狭くやりにくい。



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かまくらに入って、中の整備も進めている。
屋内は固い氷を砕く上腕の運動。雪運びは腕と腰と下肢の運動。
散歩で「凝り」をほぐし血行を良くする。

31日朝も-22℃だった。
日の出前の一番涼しい時間に、カマクラ造りと散歩を続けている。

一番気温の低い時期だが、30日の占冠の様に-30℃以下を記録していない。
2月も気温が低い時期が続きそうなので、次回の寒波に期待している。

冬は雪と寒波を楽しむ。
門別地区より日高地区は気温が5℃は低く、積雪は3倍以上ある。
冬の日高地区、とっても気に入りました♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

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# by tmurakami0520 | 2018-01-31 15:51 | つぶやき | Comments(0)
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日高山脈縦走路を望む(中央は1251P)


トンネル駐車場から豊似川に下りて、1km下ってトヨニからの沢が合流する。トヨニへの沢を650m入って尾根に取り付く。
真っ暗な中、LEDヘッドライトは雪に反射して夏より明るい。スキーのトレースを辿るも、躓いて転倒したり、スノーブリッジを踏み抜いたり、GPSで現在地を確認したりして、特に沢の登りになって脚が重い。



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【帰りに撮影】沢からトヨニ東峰へ繋がる尾根を目指す。
傾斜が強くジグを切る。
尾根に乗っても、顎が出るほど傾斜が強い。東峰1460mまで標高差900m強ある。



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日高山脈主縦走路が見えて来たが、随分遠くかつ高い。



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休憩で温度計を見ると-14℃。
風が強く、フリースを脱いだだけで登れる(暑くない)



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朝陽と青空に、ようやくモチベーションが上がった!



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朝陽に輝く日高山脈主縦走路。神々しいまでに美しい。
一瞬正攻法で登れば良かったかなとの思いが浮かぶ。
しかし、この風ではあの岩場とナイフリッジは通れない。



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長い尾根が続く。一つ一つコブを乗り越えて行く。
風が強く、目出し帽とフリースを着込んだ。



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雪雲から青空が出たり隠れたり。
傾斜はきつく疲れが出始めた。
そこはかとなくスノーシューの痕跡が見られた。



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中央に国道236号の橋が緑色に(クリックすると拡大されます)
登って来た東尾根からは深い谷は見えない。



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十勝平野の青空が嬉しいけど、この傾斜はスノーシューではきつすぎる。
脚力がまだ回復していないからか・・・



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新たに買ったアイゼンが新しいアルパインクルーザー3000にピッタリフィットした。
踵も爪先も異次元の感覚だ。如何に合わないアイゼンを履いていたのか理解出来た。



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お気に入りのスノーシューは背負う。
危機管理のためもあるけど、荷物が重くなり肩に食い込む。
リュックは42Lでツエルトやダウンなど満載。



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コブを乗り越えて振り向くと、十勝平野は天気が良い。



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しかし、日高山脈は次第に雪雲に覆われていく。
陽射しで光っているピークが東峰である。
ツボ足アイゼンがハマって体力を消耗した。



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東峰と白い日高山脈主縦走路。
着込んだ体に風雪がぶち当たり、手がしびれる。
予備の手袋は厳冬期用だけど、それを履く程では無かった。



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左の尾根の足跡が私が歩いた道。
中央の双耳峰が野塚岳で右端から日高山脈主縦走路が連なり、見える範囲は踏破済み。
急速に天候は悪化した。



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ついに東峰に立った\(^O^)/
でも風雪が強く視界が利かなくなっている。
吊り尾根(両側が切り立った谷地形)を歩くのは危険だ。
写真では分かりにくいので歩くルートに赤いラインを入れた。



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振り返ってもどんどん天気は悪化している。
撤退か・・・
いや、行くぞ! 吊り尾根は怖くて途中で写真が撮れず。
アイゼンはしっかりと効いていた。



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登り切ると爆風に長くは立っていられないトヨニ岳山頂1493m。
降る雪と巻き上げられた雪で視界がないが、見覚えのある風紋がある(赤い○)。
風が強くて、近づけない。



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2015年2月7日、トヨニ岳山頂から変わった雪のオブジェを撮影したが、それに違いない。
この写真では左端が北峰1529mである。
こんな良い天気は40年におよぶ登山人生でも数回しか無い。詳しくは「ドクトルひだかの山歩き」に記載。



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爆風を避けて山頂を少し下り食事。
力が出ないほどお腹が空いているが、視界が消えて行く・・・まずい!
それでも熱いヌードルをかき込んだ。



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時に耐風姿勢を取りながら東峰へ登り返す。
風で煽られて、どちらに転倒しても命は無い。
最低限の視界が保てていて助かった。

東峰からの尾根の下りは、しばらく写真の被写体がなかった(~_~;)



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スノーシューに履き替えた時、お茶が凍って飲めなかった(ToT)
山専のお湯の残りでカフェをする余力も無かった(風雪に体力消耗)



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尾根の下部で天気は改善したが、風は強く-10℃だった。
山頂は温度計に雪が付着して読めず。推定-20℃以下。体感温度は-30℃以下。



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沢を下るけど、もう体力の限界を越えていた。
帽子とフリースを脱いだが、手袋は履いたまま。



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沢を雪が覆う風景は大好きだ。
楽しむためと言うより、休むために撮影(笑)



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この時期にしか見られない国道の裏を覗く。(夏はブッシュ)
1.6km100mの標高差を登り返して、トヨニ岳1493m登山を終えた。

4:42駐車場→10:17東峰→10:47山頂(昼食)11:05→13:19沢歩き→14:25駐車場


優駿ビレッジ「アエル」で暖まった。
10時間弱氷点下10℃以下の風雪に晒されて、低体温症の初期症状の「震え」が出た。
普段はカラスの行水なのに3分間もお湯に浸かって暑さに耐え、体を温めた。
過去にも風雪の中16時間歩き通したリビラ山では、車に乗る時汗をかいた服を脱いだだけで体がガタガタ震えた事がある。
希代の暑がりも「人間」なので、真夏のアンダーでは冷えてしまうのかな?
寒いと感じた事は無いけど、その服装で登山では無く「座っていろ」と言われたら寒さを感じると思う。



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【GPSトラック図】
青線が実際に歩いた軌跡である。
2015年2月の歩行ルートを赤線で記入した。


風雪のトヨニ岳に登った。
天候は、前日に詳細に分析していて、強風も計算しこのルートを選んだ。
トヨニ初登と違うルートを歩く事で、違う風景を楽しむ事が出来た。

積雪期は天候によっても、雪の状態によっても踏破する時間が全く異なる。
装備を調えれば、最後は「安全に」歩き通す体力と精神力だ。
雪山の中を歩く事が出来るだけで楽しく嬉しい。

累積標高差1000m以上の厳冬期日帰り単独行登山は、そうそう出来る事では無い。
飽くなき挑戦で自分に勝った山行だった。
今、筋肉痛の余韻に浸っているけど(笑)

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# by tmurakami0520 | 2018-01-29 16:53 | 山行記 | Comments(2)
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1月13日登攀した1251P
撤退後矢印地点で滑落


厳冬期の日高山脈主従走路は地形も気象も険しい。
1251Pで時間切れ撤退は単独行では仕方の無いこと。

昨シーズン冬山を登っていないため、装備の点検が甘かった。
滑落は絶対にあってはならない。

足回りの装備を一新したことはブログに記載した通りである。
リベンジをかけてトヨニ岳に向かった。



H30.1.28


北海道に低気圧が接近しており、日高主縦走路のうちトヨニの核心部は視界が悪いと命取りになる。
これまで未踏のトヨニ岳東峰から吊り尾根を経てトヨニ岳本峰を目指す事にした。
リベンジに賭ける執念は凄まじい(笑)



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大町の交差点で-6℃。車の気温計は2℃高い。
時計を見て欲しい。
この時間に出発する執念は並々ならぬ物が・・・



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富川大町交差点から沙流川の気温計を撮影。
赤楕円で囲ったが-8℃である。



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2時日高門別のセブンを出発した。
携帯する食料もお握りを2個多く買い込んでいる。



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自宅から90.8km、天馬街道に入る手前のセイコマートでトイレ。
食料を追加購入。



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国道236号線(天馬街道)翠明橋で-8℃(実際は-10℃)。
冷え込みがこの程度だと天気が悪いと言うことだ。



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ヘッドライトのチェックをする。
新調したアルパインクルーザー3000は今回初めて使う。



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モンベルのピッケルも持って気合い十分。
ヘッドが大きいのは、リーシュ(肩にかける紐)等を収納しているからだ。



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誰も居ない駐車場を4時42分出発した。
そもそも天気の悪いこんな日に日高の山に向かう物好きはいないのかも?
体力の低下した分は時間をかける事でカバーする算段。



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真っ暗な渓流沿いを歩くのはトムラウシの二日目以来かな。
ヒグマがいない冬は安心して歩ける。
スキーのトレースがトヨニに向かっていて、有り難く借用した。



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暗いと沢に落ちないように神経を使う。
渡渉はスノーブリッジを4回渡った。
沢を1時間歩いても、トヨニ東尾根に取り付けず休憩する。

単独行に無理は禁物である。
しかも、この周辺一帯は携帯電話の圏外で、尾根の上部に登らないと繋がらない。
さらに、風が強く、予報通り天候の急変が予測される。
それでもトヨニに向かう。

馬鹿げた事だと客観的で醒めた目で自分を見つめる別の自分がいる。
山に向かう自分の闘争心は自分自身に向けられている。
自分に勝つ。
惰弱な心に打ち勝ちたい気持ちが、山に足を向けさせている。
勝敗の行方は本編で。

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# by tmurakami0520 | 2018-01-28 20:38 | 山行記 | Comments(0)
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医師住宅の裏庭に完成したかまくら


月曜日の朝から金曜日の夕まで24時間体制での長い勤務。
飲酒、外食はもとより、散髪も不可能である。
理髪中に救急車が来れば、駆けつけようがない。

読者の皆様は、山キチの医師なので、冬型気圧配置でどの山へ向かったか期待されていたはず。土日のうち、日高の理髪店は日曜日が休みなので(関西では月曜日)月に1回は土曜日に散髪に行かなければならない。身だしなみと清潔感は、医師にとって必須である。特に、院内感染制御チーム(ICT)を長年担ってきた感染症の専門医の立場としては尚更である。



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散髪後、まずは門別国保病院へ。
診療所から紹介入院患者を見舞う。電子カルテから、日高町門別地区でのインフルエンザはAが2-3割、Bが7割以上になっている。今年はAH1pdm亜型に加えて、早くもB型の本格的流行が始まり、全国的にも統計史上初の283万人(21日までの1週間)に!
苫小牧や札幌の人混みに行ってはいけない。



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支笏湖の氷濤祭りとイオンの組み合わせがベストだけど、インフルエンザの流行を考慮して、家族で休日のお出かけは、日高町日高地区にある医師住宅に。
広大な庭のロータリーに車を入れると、雪の壁に子供達は歓声を上げた。



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医師住宅の掃除を終えて、雪まつりへの入り口です。
雪道のプロムナードを通ります。



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裏庭へ入ります。撮影のための道、左にかまくら。



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完成したかまくら。
奥の雪山に先回りした子供達は、日高国際スキー場の眺めを。



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遊ぶ前に、腹ごしらえ。
家族のお気に入りのラーメン屋「かわぶち」。
ここの、焼きしょうゆラーメンは絶品です。



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かまくらの大きさが分かりにくいので、入り口に立たせて撮影。
身長160cmを越えた子供達から、大きさが分かるかも。



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「雪まつり」は熱いカフェで。家族は大喜び。
かまくらの内部は私の座っている中央椅子と、左右に2人ずつ座れるスペースがある。
私の着ているソフトシェルは2009年に買って、初めて着たのは函館への町職員旅行だった。最初で最後の旅行参加だったが、想い出を刻んだ。
現在、このソフトシェルは医師住宅での普段着に流用している。



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お湯は医師住宅で沸かし山専へ入れてカフェを作った。
おやつも食べてご機嫌な子供達。



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かまくらの入り口はテーブルを兼ねている。
水をかけてカチカチに凍らせている。



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親がかまくらを出ると、寝て遊ぶ子供達。
父親の「作品」で楽しんでくれて、私も嬉しい\(^O^)/



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1時間近くかまくらに籠もっていたが、雪山から日高国際スキー場の眺めを楽しみ、iPhone(私と次女と長男はiPhone、長女と家内はAndroid)で撮影し、雪山で遊ぶ。



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更に綺麗な雪面に寝転ぶ。



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子供達の雪形を残して、我が家の「雪まつり」を終えた。
裏庭は生け垣で、外からは全く見えない。
子供達の歓声のみ外へ。



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次女に運転する姿を撮ってもらった。
なかなか運転する自分の姿を見る機会は無い。



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「雪まつり」の後は家族で外食。
家族サービスは徹底して行うのが私のモットー?



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ビール大ジョッキの後は柚梅酒サワー。
何と半分でギブアップ。酒に弱くなった、飲めなくなった自分に驚く。
僻地診療所に赴任して、健康的な生活を続けた結果で、自分の健康のために嬉しい。



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28日も北海道の天候は良くない。それでも山に行く。
ピッケルも用意して、厳冬期登攀にやる気満々、健康そのもの!
雪に阻まれたり、ラッセルに悶絶して帰って来るかも・・・

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# by tmurakami0520 | 2018-01-27 19:39 | つぶやき | Comments(0)

医師住宅裏庭の除雪~12月 12月22日のその後



希代の暑がり、話す言葉も関西弁にはほど遠く、信州の山から下ってきた人間の様に思われている。
氷の様な雪を割る作業は、肉体労働で、事務職の医師の運動不足解消に良い。
歩くだけでは、腕や腰は鍛えられない。

日高地区の今年の冬は暖冬少雪である。
それでも、日の出前の早朝は-10℃以下で、運動に最適な温度である。
朝の涼しいうちに除雪運動+散歩をしている。
急患があっても、直ぐに対応出来る良い運動(笑)



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1月8日の裏庭の様子。年末年始10日間でこれだけしか雪が屋根から落ちていない。
Hiroは両足母趾抜爪手術を翌日に控え、家に残し次女をスキーに。
医師住宅から歩いて10分、車で5分の所に日高国際スキー場がある。



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1日券を買い与えてスキーをさせている間に、私は医師住宅の掃除の後、裏庭の除雪兼かまくら造りに励んだ。
昼は電話が鳴り、迎えに行って、日高地区でお気に入りのラーメン屋に行った。



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午後も次女にはスキーをさせて、ドンドン雪を積み上げていった。



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屋根から落ちた雪は、落ちる時水分を含んで、落下後冷やされてスコップ(関西では大きい方をシャベルというが・・・)も1回では刺さらないほど固い。
雪も降って来てこの日は15時半で終了。
随分きれいに雪割り出来た。後少しである。娘を迎えに行った。



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いつも300円(町民限定30回券)で入っているが、この日は次女だけ入浴させて、
後片付けと戸締まりをして迎えに戻った。
次女も日高町民(門別地区)である。



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11日夕から降った雪で再び雪の山が出来ていた(15日(月)朝撮影)。
落ちて間が無い所の雪は比較的柔らかく、どんどん雪を積んで行った。



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16日、雪山は生け垣の高さ(2.5m)を越えたので、開窓を開始した。
さらに、残ったカチコチの氷の山を割って、かまくらの石垣(氷雪)積みを行った。



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18日ついに全ての氷雪を積み上げた。
12月から1ヶ月、コツコツ(コソコソ?)とやり切った。
開窓作業は、凍っていてやはりスコップ(関西のシャベル)で叩き割りながら進める。



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21日(日)午後、かまくらが見たいと子供達が言うため、住宅の清掃を兼ねて連れてきた。
二人とも身長160cmを超えている。
昼の外気温は-4℃、開窓作業で出る雪を掻き出す手伝いをさせた。
写真を撮った時に次女の頬が赤く、凍傷になる危険性があり直ぐに住宅に避難させた(~_~;)
私は暑くてアウターを脱いでいた。



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22日出勤時、日高は-17℃に。
凍結路は80km/hで「徐行」した(笑)。
スリップした時のイメージを描きながら、アクセルオンでカーブを曲がる。



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23日昼休みは、雪が降る前の青空に。
我ながら美しく除雪出来たと思う。
すべて一人の作業で、良い運動になった。



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大人3-4人が座れる。中央は、私が立って頭がつかえない高さに。
中央の椅子は水をかけて凍らせている。
まだ、仕上げの作業が残っているけどほぼ完成\(^O^)/



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中央の椅子に座り、住宅のリビングを見る。
そもそも、屋根の雪が跳ねて窓ガラスが割れた事が過去にあったと脅かされて始めた除雪である。
板が張られて、割れる事は無い。
右側にあるエアコンの室外機の金属製のカバーに屋根から落ちた雪が当たり、家中に響く大きな音がする(ToT)



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リビングルームの窓を開けて撮影。
かまくらの上が日高国際スキー場だ。
この後、午後の外来中に雪が降り始めた(^o^)



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最強寒波の来た24日の昼休みに撮影。
風が強く、降雪によるふんわり感はなかった。



医師は非常に不健康な生活を強いられている。
急患で睡眠が中断されるのは職業柄当然の事である。

診療所から住宅までの除雪は公務の人がやってくれる。
他がまだ雪をかぶっていても最優先で除雪され、住宅から除雪された道を診療所まで歩けば良いだけである。
仕事はデスクワークと診療行為で、いずれも80歳でも可能な運動量に過ぎない。

仕事だけしていると、体力は日に日に落ちてしまう。
休日の山登りをしなければ、1-2ヶ月で登山そのものが不可能になる

地域医療を長期間担うには、強い精神力と、みなぎる体力が必要だ。
診療を第一にして、余った時間は、医学の自己研鑽だけでなく体力維持も図っている。

かまくら作りなんて、意味のない作業であるが、散歩と違って、両腕や手指、腰まで堪える「運動」である。
運動は面白くないと長続きしない。趣味性や遊び心が長続きのコツである。
「肉体労働」をあえて行う事で体力を維持する。
幸いにも、「寒い」という言葉を知らないため、早朝の一番涼しい時に「運動」を続けている。


これからも積雪があるので、これでおしまいではなく、続編を予定している。

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# by tmurakami0520 | 2018-01-24 13:19 | つぶやき | Comments(0)
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芽室岳と奥に鋭い西峰を望む


H30.1.20



明るくなってからの行動開始であったが、8年前とは様相が一変していた。
林道も沢を渡る橋も無くなっていた。
さらに、砂防工事で大きな堤に視界が阻まれた上に進路を塞がれ、乗り越えて目的の尾根に。



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変わらぬ古き登山口標識(帰りに撮影)
剣山でも夏は暑くて登る気になれないので、この山に夏道があるのかどうかは興味すらなかった。



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右中央の牧草地から林を抜けて、広い尾根に出た。
天気は予想通りに良く、芽室岳も見えた。



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ピンクテープがあり、「夏道」だろうか。
1回目休憩に、レモンゼリーを飲んだ。



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座っていた携帯座布団。
このスノーシュー、青がとても気に入りました❀.(*´▽`*)❀.
自分がこれほど青が好きだった事を初めて認識した。



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気温は-13℃。
風が弱く、陽射しが出ると暑い。
スノーシューハイクでは登りで、全身の筋肉から熱が放出される。



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尾根を登る。
青空に向かって登る嬉しさ、スノーシューハイクを楽しみます。

来て良かったと心から思う。
月曜朝6時に出勤して昼間は診療し、途切れること無く夜間は急患対応を続け、金曜日家に19時前に帰るまで仕事して、土曜日の朝3時に家を出る。
何気ない行動の様だが、心の中には何処かに「ゆっくり休みたい」葛藤がある。



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沢地形の向こうになだらかな山頂が見える。
急登に息が切れる。



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2回目の休憩はフィナンシェを捕食。
運動には、糖分と水分が必要。特に私は氷点下10℃以下でも汗をかく。



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青空に向かって登り続ける。
新しいスノーシューの雪面の「切れ」は鋭い(歩き易い)。



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好天、急登、氷点下10℃と言えばお馴染みのスタイルに。
次々と脱いで、リュックに入れる。
この下はTシャツ1枚、パンツの下は速乾性ブリーフ1枚、いずれも真夏の下着だ(笑)



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雪庇のある尾根に合流した。
山頂はあと標高差300m位だ。



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樹林に視界が阻まれてはいるが、日高山脈が望める♪



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ズームにて、左が妙敷山、右が伏美岳。
いずれも既登。特に伏美岳は何度も訪れ、或いは通過している。
日高山脈の玄関口の一つである(縦走路)。



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十勝平野の展望は申し分ない。
気持ちの良い尾根線を歩いて、コルから最後の急登に。



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北尾根なので日陰だが、クラストしていない。
標高が低いからか。
山頂尾根へ登り詰める。日陰は涼しい。



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山頂尾根から十勝幌尻岳を望む。
樹林に阻まれ、スッキリ見えずモヤモヤする。
この山が人気が出ないのは、山頂からの視界がない事も一因か。



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8年振りの登頂記念撮影。
日陰で涼しくなって、手袋とアウターを着た。



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樹林の間から十勝平野を眺めながら、-10℃のランチ。
よく冷えた巻き寿司を食べては、熱いヌードルを交互に食べる(^_^)



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左からアウターの袖、手袋、予備の冬の帽子、予備の手袋、そしてMSRライトニングアッセント。
ブルーは白に映える。青空の色。これほど青が好きになるとは・・・
白は雪の色、車の色。以前から好きだった色。

このスノーシューが気に入って、嬉しくてたまらない(子どもみたいだなぁ)



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山頂稜線を戻る。
日高山脈の方向を向いているけど、視界は無い。



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尾根を快調に下る。
十勝平野の北、遠くニペソツやウペペサンケ山まで目視出来た。
この後、急速に雪雲が北や西の視界を閉ざした。



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芽室岳はまだ見えていたが、青空が消えて行った。



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スノーシューは、深い雪の牧草地をアメンボの様に歩く。
道路に駐めた車も無事だった。


6:26駐車地点→10:21山頂10:47→13:18駐車地点



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GPSトラック。
次回は北尾根に直接のって、山頂を目指すのも良いかも。


序章に書いたが、今後の登山のアプローチの下見のため、伏美岳方向へ偵察に行った。橋の工事のため、凄い除雪がしてあり、トムラウシ沢林道まで確認した。
雪の日勝峠を越えて、雪が降り始めた平取温泉ゆからで汗を流した。

おまけ:


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富川大町交差点で。前回給油から847km走り、何度も給油警告が出ていた。
馴染みのGSで入れたガソリンは60.3L。給油区間燃費14.05km/Lだった。
燃費は更に悪化傾向だが、そもそも、この車のタンク容量は60Lである。

いつも頭で計算して給油するタイミングを見ているが、今回の安全マージンは殆ど無かった。
ガス欠になった事は一度も無い。

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# by tmurakami0520 | 2018-01-21 17:25 | 山行記 | Comments(0)

帯広岳1089m~序章

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西伏美の牧場から帯広岳(↓が山頂)を望む

19日長い勤務が終わり医師住宅を出て、自宅へ帰った。
冬期登山装備一式のうち、肝心なアルパインクルーザー3000は届いていなかった(20日到着)。
アイゼンは古いアルパインクルーザー3000で調節してリュックに入れた。

新しいスノーシューも、いきなり厳冬期の厳しい氷雪の世界で使うのでは無く、一度使ってみる必要がある。

この土日は低気圧の通過で、山の天気は予測が難しい。
十勝側日高中南部が狙い目と見た。
剣山1205mは2015年12月強烈なラッセルも経験している。
2010年3月28日初登以来登っていない帯広岳に、スノーシューの「慣らし」を兼ねてハイキングに行く事にした。

ちなみに、北海道には都市名の付いた山が散見される。
札幌岳、函館山、帯広岳、室蘭岳、恵庭岳(都市の人口順)は既に登っている。
3時過ぎ星空で-9℃の富川ICのローソンを出発した。



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日高地区は-14℃だった。
車の燃費は-0.1km/L低下して14.7km/Lに。



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日勝峠に近付くと気温が上がってきた。
そして予測通り雪となった。
晴れると放射冷却で気温が下がる内陸の特徴だ。



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十勝清水のセブンで朝食。星空を確認した。
国道38号を芽室に。道道を北日高登山口「伏美」を目指す。
気温はグングン低下して-16℃に(実際は1-2℃更に低い)、星空が嬉しい。



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道路脇に駐車した車の中で明るくなるまで待って、牧場をスノーシューで歩き始めた。
日高山脈に朝陽が差して神々しい。
晴れてるうちに高度を稼ぎたいけど、これまでの疲労からかペースは上がらなかった。



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帰りは除雪終点を確認しに行った。
一昨年の水害のため工事が行われており、伏美岳へ通じるトムラウシ沢林道入り口を確認してUターンした。
最初の写真もそうだが、天候は悪化していた。
・・・本編に続く

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# by tmurakami0520 | 2018-01-20 19:48 | 山行記 | Comments(0)

冬期登山装備更新2018

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門別国保病院2階のデイルームから太平洋を眺める


1月14日は全道的に良い天気で絶好の登山日和であった。この日は、昼から約束があり、山に行けないので朝に、門別国保病院を訪問した。
診療所から肺炎で入院した患者さんは、経過良好で退院間近だった。
主治医へ御礼のコメントを電子カルテに記載した。(病院の出入り及び電子カルテ閲覧、データ持ち出し許可を得ている)

11年余り努めた病院は、出会うスタッフも長年の顔見知りで、色々情報を話してくれる。
電子カルテからインフルエンザの流行状況も得た。
すでに、滋賀県ではB型インフルエンザが主流になっているが、日高町門別地区ではA型6-7割、B型3-4割だった。
日高地区はまだB型患者がおらず、流行の最末端で、月曜からの対策はバッチリだ。

2階に病棟があるが、デイルームからの太平洋の眺めは格別である。
日曜は休みだが、3階の透析室からの眺めは最高である。
山に囲まれた日高地区での生活が主になると、「海」が目新しく感じた。

家内と出かけると、件の滑落の経緯をおかしげに話した。
すると、古い装備を一新せよ、との鶴の一声。
冬靴とアイゼンとスノーシューで12万円位と言えば、スタッドレスタイヤの更新と同じ扱い(やった\(^O^)/)

滑落しようが、雪崩に遭おうが冬山に行かない方が「病気状態」となることを家内は良く知っている。



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アルパインクルーザー3000は樽前山やピセナイ山でのアプローチで、雪の無い道を10km以上歩くことが何度もあって、ソール、特に踵が磨り減っていてワンタッチアイゼンと踵の間に雪が微妙に入る。
買い換えたが、古いと言っても4シーズン目の靴は、アプローチに雪が無い時に履く事にした。



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ワンタッチアイゼンは1回紐(オレンジ色のテープ)を交換したが、同じく買い換えるならフィット感を高めたい。



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今回買ったアイゼン。ワンタッチでは無いが紐で爪先のズレを無くせるはず。
ワンタッチアイゼンより2000円位安い。



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今使っている深雪の時のMSRライトニングアッセント。黒から3年前に買い換えた。
実は野塚岳のツルツルアイスバーンで転倒し、木につかまって事なきを得た。
立ち上がろうとしても、爪が食い込まず両足が滑るばかりで、抱きついた手を放せば、滑落していた。



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許可が出たので、ブルーの25インチMSRライトニングアッセントを買った。
スノーシューも値段が高くなり、7年前は4万円弱だったが、ストーングレーで4万2千円、この新色は実に4万円5千円を越えていた。

今週末は全道的に天気が悪く、土日のどちらで、どの山に行くか決めていない。
明日19日の11:53のNHKの天気予報で大まかに決める。

新しい装備は全て門別地区のマイホームに届く予定で、まだ手に取ってみていない。
今履いているアルパインクルーザー3000と同じサイズなので、アイゼンの調整を行い、相性を見て靴2足Xアイゼン2セットの組み合わせをチョイスする。
どの山にいつ行くかで、スノーシューの選択も変わる。

スノーシューは買ったばかりのEVOアッセント(22インチ)との使い分けをする。
考えているだけで、わくわくしてきた。

靴もスノーシューも2セット持って行って、現地で決めても良い。

装備は一新したけど、体力が無ければダメだ。
毎朝雪の坂道を散歩して、必要の無い雪かきを行って無駄なカマクラ造りをしている。
腕や腰の力もついてきた感じがする。

次回の山行記をお楽しみに?
天気が悪いかも・・・

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# by tmurakami0520 | 2018-01-18 15:03 | つぶやき | Comments(0)
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日高山脈を貫く主従走路からトヨニ岳を望む


悶絶ラッセル編の続き。

トヨニ岳方向は銀嶺が映える青空で、もう帰っても良いくらい感激した。
まだ日が短いため、11時までで撤退する事を初めから決めていた。
主従走路は風が強く、あの帽子を着用し、夏の帽子をリュックに入れた。



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野塚岳(南南東)方向。
野塚岳からここまでの縦走路は平成27年2月21日子供達(HiroとNさん)と歩いた。
トヨニ岳は平成27年2月7日に単独行で登頂している。
登頂にこだわる必要は無い。



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写真左下の雪庇の陰で休憩。
樹氷が美しい上に、遠くに十勝平野が見えている。



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今日2本目を飲む。
ラッセルの疲れを少しでも緩和させる。



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休憩地からトヨニ岳を仰ぐ。
山頂は右が通称「東峰」、中央が山頂1498m、左のピークは名前が無いが1450mを越えている。
この青空を見よ!(心が感動に震えている)



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トヨニ岳の展望に励まされ、重い足取りで縦走路を行く。
クラスト(氷結)した所は少なく、20cm-30cm位スノーシューが沈む。
2月は雪が締まって歩き易かった(3年前初登頂)。



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振り返ると野塚岳は雲の中。
日高は曇後晴の予報だったが、雲の動きを読んでトヨニにした。
2週連続で視界無しは避けたかった。



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これから登る1251Pが迫って来た。
部分的に凄い傾斜だ。
コルまで進んで見たが、スノーシューでは危険と判断した。



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コルでアイゼンを装着した。
スノーシューはデポする事にした。



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雪の壁を登攀する。
時にクラスト、時に足が股までハマる。
体力の限界がやって来た。



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1251Pに立った! この風景が見たかった。
我が家の和室に四つ切りの写真を飾っているが、実物の圧倒感には敵わない。

ここから岩場を経て両側の切れた尾根線が続く。
上部は特に一歩間違えれば、どちらに滑落しても止める手段は無い。
10時38分撤退地点と定めた。



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日高側に私のホームマウンテン、ピセナイ山が見えた(o^-^)
(矢印)PCでは画像をクリックすると拡大されます(このブログの全画像)



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野塚岳も晴れてきて良かった!
雪面をラッセルして昼食の場所作りと、記念撮影のスペースを作った。
ここも転倒すれば、命は無い。



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記念撮影だけど、後ろは切れ落ちている崖である。
天気は良いが、冬山の行動は計画に従う(11時に撤退)のが絶対的「掟」である。
もちろん、天候の変化があれば早目に撤退する臨機応変が求められる。



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いや~、この風景を見ながら、風と空気を感じながら食べるヌードルは絶品です!
いつまでも座っていたい(単に疲れているだけ?)
携帯座布団を敷いているけど、お尻が冷たくなってきた。



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十勝平野を遠望し、下山を開始します。
両側とも切れ落ちた谷なので、見ない様に。
足元は慎重に・・・しまった!



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踏み込んだアイゼンがクラストした雪面に跳ね返され滑落(赤いライン矢印方向)。
それも日高側の絶壁に向けて滑り、両足は踵のアイゼンで制動、両手を伸ばして雪の抵抗で必死で止めました。

あと2mで絶壁!
傾斜が緩んでアイゼンの制動が効いて良かった。

起き上がり安全地帯で「事故現場」を撮影。



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下が見えない程の谷へ滑落する所だった。
まあ、ここを落ちれば苦しまずにあの世に行けるけど・・・



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コルから見上げた。
良くあの急傾斜で止まったなぁ。右側(十勝側)なら樹木に激突して、骨折ないし内臓破裂かも・・・
スノーシューに履き替えた。



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危険な箇所は殆ど無く、スノーシューハイクを楽しんだ。
雪庇崩落や両側の谷への滑落のみ要注意だけど。



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矢印が野塚岳西峰。
自分のトレースの終点。野塚からの周回コース踏破者もいない。
それだけ、この時期の縦走路は厳しい。



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尾根を軽快に下る。
左はキタキツネの足跡(トレース)



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深いトレースに自分ながらよく頑張ったと思う。
滑落時に傷めた右足を右足のトレースに乗せ、左は新雪を踏んで下った。
アイゼン制動による軽い捻挫で、翌日には回復した。



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朝渡渉したスノーブリッジ。
誰も通っていない。誰もトヨニ方面は考えてもいない証拠だ。
様子を見に、トレースを下見する事は良くあるのに・・・



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無事下山した。トンネルの管理設備のツララが3mを越えていた。

ちょうど野塚岳から下山した登山者と出会った。ヘルメットをかぶっていた。
室蘭ナンバーだったので聞くと、新冠からと言う。
トヨニ岳は春山でないと、怖くて近づけないそうだ。
この時期の雪の怖さを良く理解しているなぁ、また何処かの山でお目にかかりましょう。



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GPSトラック図。悶絶ラッセル区間より、主従走路(地図上は県境表示)歩きの距離の方が長いのが分かる。
前回と同じアエルで汗を流した。



8:54尾根分岐→9:55コル→10:38 1251P 11:03→11:22コル→12:13尾根分岐→13:12駐車場



2時間40分(休憩含む)におよぶ悶絶ラッセルに比較して、トレースを辿る下山は1時間かかっていない。(尾根分岐で休憩した)

滑落を振り返ってみると、シューズも擦り減っていて、アイゼンとのフィット感が低下していたのも事実だが、体力消耗で下山時、アイゼンの蹴りが甘かったためスリップしたと反省した。
とかく標高の低い日高山脈は、甘く考えてしまいがちだが、森林限界を越える氷雪の世界は、本州の2500mクラスに匹敵する。
今後の山行を安全に行うために対策を講ずる事にした。

天気に恵まれ、素晴らしいひだかの景色に癒やされた一日だった。

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# by tmurakami0520 | 2018-01-14 16:44 | 山行記 | Comments(0)
先週は野塚岳に登った。
FB友3人パーティーはトヨニ岳を伺うも「雪が深い」とトレースのある野塚へ。
12日は日高沿岸も雪が降り、トヨニ岳は更に雪が深くなっているはず。

土日の土曜日ではトレースは全く期待できない。
野塚ではラッセル泥棒に甘んじたため、トレースをつけて差し上げましょう。

冬山登山をしない読者のために一言。
トレースがあるのと無いのでは、精神的負担は10倍、肉体的負担は3倍相当である。
前者は的確なルートを見つけること、後者は雪面を踏み固める作業であり、ラッセル泥棒はとても楽ちんである。
普通はパーティ登山で、先頭を交代しながらラッセルするのが冬山登山の常識に近い。



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日高山脈主従走路の海の波のような雪庇と樹氷



H30.1.13


門別のセブンで買い出しをして3時45分浦河国道を南下した。



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浦河で道路に雪があるのは年に数回である。



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野塚国道に入る時は-6℃。
内陸に進むと気温がグングン低下した。



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わずか18分後、-12℃が今日の平地の最低気温だった。
5時半前に野塚トンネル十勝側の駐車場に着いて、朝食を食べた。
USBランチボックスのお握りも熱々で美味しかった。



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運転用の運動靴を脱いで、靴下を履き替える。
続いて登山靴を履く。



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右がインナースパッツを登山靴にかけ、パンツの裾を降ろした状態。
左足はインナースパッツを出した状態。
インナースパッツはパンツの膝下から二重構造で、雪の侵入を防ぐ。
深い新雪のラッセルに備えた。



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先週は車に置いて耳が凍傷になりかけたので、今日はかぶる。
夏の帽子はリュックに入れて持参。



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準備万端整えて、先週とほぼ同じ時刻に出発。
除雪された雪が車の高さを越えている!



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渡渉して、尾根に上がろうとするが、雪が深い。
30分近く経っても尾根に上がれず、フリースを脱いだ。



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尾根に出ても雪は深く、スノーシューを前に置いて足に体重をかけ、
重心移動で前に進む。



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-13℃だけど風が無く暑い。
帽子を夏の帽子に換えた。



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1回目の補給休憩。
先週はお茶が凍ったので、保温した。



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先週登った野塚岳が中央やや右に。
深い新雪のラッセルのため、なかなか高度を稼げない。



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目指す日高主従走路が見えて来た。
まだ、あんなに高い(~_~;)
この傾斜で膝上ラッセルは、さすがに顎が出た。



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道(尾根線)は広いのだけど・・・
右から枝尾根が合流する。



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急傾斜を登り詰めると晴れてきた\(^O^)/
野塚の方は雲がかかり、オムシャヌプリや十勝岳にしなくて良かった。
今日は一日中、トヨニは晴、野塚は曇だった。晴は計算通り。



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2回目の休憩。
deep powder snow との戦いが続く。
単独行はずっとラッセルが常識なのだ(本当は替わって欲しい~♡)



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1回目はレモンゼリー、2回目はフィナンシェ。
お腹が空いたのだ♪
もの凄い運動量なのだ。



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ここはやや左を登る。



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息が切れる深いラッセル。
もう、帰りたい?いやいや、まだまだ。



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トヨニ岳が樹林越しに見えるとモチベーションも上がる。
しかし、遠いな~



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ついに、ついに左に1151Pから連なる日高山脈主従走路(尾根線)が見えた!!
老体に鞭打って、最後の急登をラッセルした。



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雪庇の小さい場所は決まっている。
地形と風の織り成す造形は悠久である。
ついに登り詰めた。天気は素晴らしい!

6:07駐車場→8:47尾根分岐


3時間弱の急登の深いラッセルに体は悲鳴を上げていた。
この後、素晴らしい展望が癒やしてくれます。
また、スリリングな日高主従走路を楽しみます。
トヨニ岳にどこまで肉薄出来たのでしょうか。
帰路、少し滑落しました。次回をお楽しみに~♪

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# by tmurakami0520 | 2018-01-13 20:17 | 山行記 | Comments(0)

雪の朝の散歩2018.01.12


日高町日高は11日夕から雪が降り始めた。
北海道特有のサラサラ雪が降り続き、早朝まだ除雪が始まっていない。
チャンス到来!



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今年初めて、散歩用スノーシューを履いた。
スノーシューには左右がある。最初、右に左のシューを履いて間違えに気付いた。
この古いシューは足先のベルトが左右同じで間違えやすい。



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良い感じで粉雪が降り続いている。
これ以上時間を遅らせると、雪が積もるより除雪されてしまう。



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昨朝の散歩では、除雪後のガリガリのアイスバーン(-15℃)だった道。
スノーシューは10cm位沈むが軽快に坂を登る。



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日高中学もパウダースノーで良い感じ。



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電波塔に到着し、折り返す。
雪が降っているため、余計に暗いけど、今朝は暑くて汗をかいた。
アウターは夏のレインウエアだけど・・・



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空が明るくなり、雪景色を楽しみながら、軽快なスノーシュー散歩。



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除雪お疲れ様です。
医師住宅の前は除雪されてしまったけど、散歩も終点。



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住宅のロータリーの積雪量は20cmを超えている。



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毎日の様に雪が舞うけど、まとまった積雪は久し振り。



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風防の外側の柱に温度計を設置して、気温観測している。
-6℃だけどアメダスデータより1℃高いから、-7℃が実測値になる。
スノーシューを履いたまま、住宅の周りを点検した。



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広大な医師住宅の除雪は機械任せ。人任せ。
私は、遊び専門(笑)



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雪の付着したアイテムはソリの中へ。
雪が溶けた水で玄関が汚れない様にしている。



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帽子、手袋、アウター、パンツをストーブで乾かす。



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裏庭の雪山も2.5mに到達し、いよいよカマクラ造りが待っている。
仕事前、朝食前の散歩は、今朝は雪が降って楽しいスノーシュー散歩が出来た。
パウダースノーを楽しんだ朝でした。

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# by tmurakami0520 | 2018-01-12 10:11 | つぶやき | Comments(0)

我が家の車遍歴


 学生時代はバイクに乗り、研修医になって車に乗るようになった。
バイクは、大学院時代に京都市内での事故をきっかけに乗るのをやめた。
それ以後は車のみ運転しており、ドライブが数少ない趣味の一つである。

 研修医の時にスバル・レオーネに乗り、
1992年三菱・ディアマンテ4WD、家内はダイハツの軽四
1995年日産・グロリア3000T、
1998年            、家内に三菱・シャリオグランディス4WD 東北道で全損事故→軽四
1999年日産・エルグランド4WD 、家内に軽四のターボ4WD
2002年日産・エルグランド4WD(3500)
2005年日産・エルグランド4WD(3500)
2006年             、京都で軽四売却→富川でヴィッツ1300(4WD)



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京都ナンバーのエルグランド(3台目)を大切に乗っていた。
登山にも家族旅行にも引っ越しにもミニバンは大活躍した。
いつしか、運転する楽しさを忘れていた。



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2010年3月スバル・レガシィに乗り換えて「22-31」シリーズが始まった。
水平対向エンジンは重心が低く、冬の日勝峠を攻めるなど、運転する楽しさを思い出した。



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2012年3月、家内の車をヴィッツからノア(2000)4WDに。
ミニバンの便利さはエルグランドを手放してからも忘れられなかった。



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2013年1月私の車をレガシィDITへ。300馬力エンジンは、期待外れでグロリア(3000ツインカムターボ)のドッカーンターボの加速の方が楽しかった。アイサイトは非常に便利だが、林道の笹で急ブレーキをかけられた時はびっくりした。



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2014年8月BMWへ買い換えた。
医師としてのステイタスと、何よりスタイルに一目惚れ。
大切に乗り、ある人から「車を大切にする人は○を大切にする」と言われた。



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BMW(FR)では山に行かないため、ノアでもっぱら山に行き、家内から苦情(~_~;)
BMWは家内には触らせず、アルト4WDを買い与えた。

Hiroとノアで道内の山を次々と登った。
エゾシカとの事故と、走行距離が6万キロに達したので新型に。



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2016年12月28日納車され、この車では山に行かなかった。
BMWは特注の皮のシートが汚れるため(エルグランドは普通の本革だったので山に行った)山に行かず。
悩み続けた日々は山に行くことが出来なかった。



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そして、日高診療所赴任が決まった2017年5月エクストレイルに乗り換え、アルトは売却処分した。
心底愛していたBMWとの別れは、家族と離れて単身赴任する事よりつらかった。
月曜日から金曜日まで酒を飲めないことや、高寿園の配食サービスを食べる事など何でもないことだった。
あれだけ飲みまくったワインを全く飲まなくなった、いや、飲みたいとも思わなくなった。

失礼だが、BMWからエクストレイルに乗り換えた時は、走らないオモチャだと思った。

5月に山登りを始めた。
また、紹介する機会もあるかも知れないが、空白期間が長すぎて体力ががた落ちしていた。
羊蹄山を毎週のようにひたすら登る、登山と言うより訓練を黙々と自分に課した。

エクストレイルになって、洗車も洗車機を通すだけで、拭き取りも、室内清掃もしなかった。
エゾシカにぶつかっても修理をする気にもなれない。

最近は、種々の山に行って、少し愛着が出てきた。
1月6日買い物の後、洗車機を通して初めて拭き取りや、室内清掃を行った。

前には進まないけど、登山用の移動ビークルとしては最適と思う。
シートや内装は防水仕様だし、林道はノアと違って手荒な運転をしても下を擦らない。
元々スタイルも悪いので、ぶつけようが汚れようが気にならない。

走行距離が15000kmを超えて、車の見方が変わりつつある。
どうせ走らない車なら移動コストが安い(燃費が良く安物のガソリン(ハイオクではない)で走る!)方がいい!

いつかまた「駆けぬける喜び」を感じる事のできる車に乗りたいという夢はあるけど・・・

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# by tmurakami0520 | 2018-01-10 21:09 | つぶやき | Comments(2)

野塚岳1353m~本編


H30.1.7


谷筋は夜明けが遅い。
トレースは少なくとも二人、それも私と同じMSRライトニングアッセントである。時々、深くはまったツボ足アイゼンの跡がある。
野塚岳に向かっているのは間違いない様だ。
違っていれば左手の尾根によじ登れば良い、と思ってラッセル泥棒を続けた。



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雪は上がったが左側のトヨニ岳はなかなか姿を現さない。
トレースは沢から尾根へ取り付いている。
このルートは初めてであり、どこで通常ルートに出るのかワクワクしてきた。



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過去3回の野塚岳登山は、写真の尾根を通った。
1223Pないしその先のコルを目指している様だ。
このルートを取るとは、かなりのベテランと思われ勉強になった。



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尾根は徐々に急登になる。背後から雪雲が南下してきている(~_~;)
ペースを上げたが、汗をかかなかった。
1223Pを巻く手前で、ツルツルのアイスバーンとなり、滑落に神経を使った。



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野塚岳(左)と野塚西峰(右)
この景色を見たくて、夜も眠れなかった感動の対面である。
しかし、雪雲が日高山脈南部全体を覆い尽くそうとしている・・・



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目指すオムシャヌプリが左手に双耳峰として見えてはいた。
実は、今日の目的は野塚岳からオムシャヌプリを繋ぐ山行を予定していた。
野塚は4回目、オムシャヌプリは双耳峰どちらも既登で、日高南部の日高山脈主稜線ではこの区間を歩いていない。
本当は「オムシャヌプリ1379m」とブログを書きたかったのである。



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野塚西峰と月。この美しさに魅了されている。
野塚岳から西峰、トヨニ岳へ続く日高山脈主稜線は踏破済みである。
トヨニ岳は見えず、さらにこちらに雪雲が近付いてきている。



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先行者のスノーシューがデポしてあった。予想通りMSRライトニングアッセントである(色違い)。
オレンジがSさん、赤がRさんの物である事が後で判明した。Iさんはツボ足アイゼン。



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アイゼンに履き替え、オムシャヌプリ縦走の予定のためシューはデポせず背負った。



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この急登は、スノーシューでは難しい。
上から3人が降りてきて、「ラッセル有り難うございました(私)」「村上さんですか?」
3人と山で時折出会うし、FB友でもある。
あの1223Pに至るコースは、元々トレースがあって3人が辿ったと言う。



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3人とまたの再会と道中の無事を祈って別れた。
急登を終え背後の十勝平野(広尾の海まで目視出来た)。
これが見納めになった。



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山頂を目の前にして、青空が消える😭



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僅かに残った青空を背景に山頂の記念撮影。
サングラスとパンツが昨日新調したものである。



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-16℃と「普通」であるが、風雪が顔をひっぱたく。
特に雪が当たると、熱を奪われ痛い(寒くは無いよ((^_^)))



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日高主稜線の厳しさは知っている。
この風雪と視界なら、普通は行かない。トレースも無い。
でも、まだ9時半である。行ける所まで行く事にした。



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たったこれだけ降りてきただけで、右耳の感覚が無くなった。
昨日買った耳当てのある冬の帽子は車の中である。
バラクラバを被るには、フードを外し風雪に顔を晒さないといけない。
薄手、厚手のバラクラバはいつもリュックの肥やしである。撤退を決断した。



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岩場の氷柱についたエビの尻尾。
凍り付いた岩が、気象の厳しさを物語っている。
野塚岳では山岳会パーティーの一人が滑落死(遺体は見つからず)。



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午後から回復する気圧配置だが、山頂に戻っても何も見えない状態だった。
凍傷のリスクが高く、下山した。
風は左耳に当たるが、それでも右耳の感覚が回復しない。



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オムシャヌプリが右手にかすかに見えている(未練)
1223Pの先でアイゼンをスノーシューに履き替えた。
右耳を右手で温めながら、いつもの尾根を下山ルートに選んだ。



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右耳を温めたりしながら、スノーシューハイクを楽しむ。
雪庇を避けて歩く。
風は相変わらず凄まじい。



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1147Pに到着。登りで視界が開け感動する場所だが、この風雪では休憩も出来ない。
撤退の未練は消え去った。
下りの尾根も風雪が強く、標高をかなり下げないと風は防げなかった。



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ようやく休憩適地で昼食。
視界が開け始めた十勝側を眺めながら熱いラーメンを食べた。
右耳の感覚は戻り、火照り始めた。



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お茶が凍っている。
-11℃のランチでは、凍ったお茶も相対的に温かい(笑)



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狭い尾根を下る。
この気温では、どこで滑落しても遭難は避けられない。
滑落しないように、装備一式を使いこなすのは、登山の醍醐味でもある。



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最後の下りで振り返ると青空が・・・
夢にまで見て眠れなかった冬山の世界が。



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野塚トンネルの上に降りた。
気持ちの良い山の世界だった。


6:10駐車場→8:32 コル→9:31山頂→9:50撤退→10:23 1223P→11:06 1147P→11:42昼食11:55→12:24駐車場



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日高側翠明橋(日高十勝岳登山口)から、右が野塚岳、左が西峰。
双耳峰が美しい。



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オムシャヌプリ登山口でもある。
私が歩きたかったのは、野塚岳~オムシャヌプリの主稜線であり、個々の山では無い。
魅力的な山容を目の当たりにして、また登りたくなるのは「病気」だろうか?

冬は気象が厳しい。だけど、何度でも行きたくなる山の一つだ。
結果的に「野塚岳登山」だったが、新ルートを教えて頂いた。
いつものコースとは違い、アップダウンの無駄が無い「通」のコースだった。



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GPSトラック図
このコースを地図にプロットしてみて、その着眼点に唸らされた。
いつか、この地図を元に自分でラッセルしてみたい。
冬はどこでも歩く事が出来る。谷筋は、滑落と雪崩に注意が必要だが。

いつか時期を見計らって、日高主従走路の空白区間を歩くぞ!

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# by tmurakami0520 | 2018-01-08 06:09 | 山行記 | Comments(0)

野塚岳1353m~序章

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雪雲迫る野塚岳


1月6日(土)も5日(金)と同じ様な天候で、北海道は気圧の谷の中で日高門別も雪が舞った。
6日は家族で苫小牧イオンへ買い物に行った。
モンベルで冬用パンツ、帽子、サングラスの3点を新調した。

7日(日)は南から高気圧が張り出してくるではないか!
久し振りに青空のもと銀嶺に登れる可能性が高いと思うと、子どもの様に眠れなかった。

3時過ぎ起床し、星空の中門別のセブンで買い出しをした。



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USB保温ランチボックスに温めて貰ったお握りと、保温材代わりにHOT甘酒を入れて、保温ボックスの2重保温にした。



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電源は車から取る。
3年前からの試行錯誤で、この方法が効果的である事は実証済み。
3時40分日高門別のセブンを出発した。



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国道235号は浦河町で国道236号に変わる。沙流川の気温は-6℃、海岸線は南下とともに-2℃に。
天馬街道に入ると直ぐに気温がグングン下がり、最終-13℃(写真は手振れでボツ)。
冬タイヤと暖機運転(エンジンの回転数が高い)で平均燃費は0.8km/L低下した。
普段の足代わり、日高町日高への往復、そして山行へと愛車は忙しい。9ヶ月で15000kmを越えた。



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楽古岳への林道分岐の直ぐ先に休憩所があり、用を足した。
久し振りの-10℃以下の外気温に体がしびれる。



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5時半到着し、朝食。お握りは熱々だった。
車内で登山靴に履き替え、雪降る十勝側の気温が高いため、折角新調した冬の帽子(耳当てあり)を置いて夏の帽子(耳当てなし)を被った。この判断ミスが後で響く事になるとは、初経験だった。
新調したパンツは、アイゼンの当たる部分に補強がしてある。
スノーシューを履いて、6時10分出発した。



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晴れれば冷え込むが、雪で気温が高い。
長丁場を予定していたため、ゆっくりとトレースを辿った。
汗をかかない様に、有り難くラッセル泥棒に甘んじた。
いつもの尾根線ではなく、沢沿いにトレースが続き、かなり先にヘッドライトの光が見えた。
何と、FB友の3人パーティーと後で判明した。

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# by tmurakami0520 | 2018-01-07 18:11 | 山行記 | Comments(0)

オダッシュ山1098m

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矢印↓がオダッシュ山山頂、左のピークは前峰

1週間放置した日高地区の医師住宅の様子を見に行った。
4日のアメダスデータでは最低気温が-13℃。水抜きをしてストーブを16℃に設定して焚きっぱなしにしていた。
水道凍結や下水の凍結も無く、滅多に使わない電子レンジでお握りを温めて朝食をとり、用を足した。
連休後出勤のため、水抜きをせずストーブを15℃にした。
-7℃の日勝峠を越えてオダッシュ山へ向かった。


H30.1.5


十勝平野は一度?大雪が降った様子。-7℃だが除雪の跡が凄い山になっていた。
畜産試験場の先まで迂回して、除雪終点に車を駐めた。
車載していたスコップで除雪して車を入れ、車外で登山の準備をした。



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帯広は晴の予報であったが、新得町の日高側は時折陽射しが差す程度で終始雪が降っていた。
前峰が見えているが、夏と違って遠い。
スノーシューが沈む道を歩き始めた。



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前峰を見て、JRの下をくぐる。



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夏の登山口まで1.8kmのアルバイト。
前日と思われるスキーのトレースがあるが、スノーシューは更に20cm位沈んだ。
道東道の下で、休憩&診療所に電話した。今日は、派遣医による午前外来が行われていた。



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積雪期ならではのコースを辿る。
スキーのトレースは、的確に高度を上げており、2013年5月3日に前峰(この時はGPSを持たず山頂を間違えた)を登ったルートに近いコース取りだった。
空が一時的に晴れてきて、足は重いけど心は軽快になった。



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雪山は楽しい。地図を見て、歩きたい所をラッセルする。
お腹が空いて、栄養と水分補給。(汗をかいている)



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振り返ると、自分の道が森の中に続いている。
十勝平野の展望に、帰省の疲れを押してでも山に入って良かったと思った。



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標高700-800mで夏道のある稜線に出る。
2015年3月8日も前峰で時間切れだったが、今日の雪庇は小さかった。



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夏道は雪の下で、出来るだけ沈まない所を選ぶ。
それでも、吹き溜まりでは膝上まで沈む。
スノーシューでの登りは、雪との格闘だけど、それも楽しい。



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雪が強くなってきた。
クラストした雪面で休憩場所を考える。



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最後の急登を前に、カロリー補給。
雪のためハードシェル(アウター)が脱げず、汗冷えしてきた。



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前峰登頂。
3年前にはあったが、5年前には無かった標識。
山頂は、尾根線を更に上り下りする。



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深いラッセルの稜線を抜けると北西の尾根線が合流する。
最後の急登に息が切れる。
風雪が強く、暑くは無い(-7℃)



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山頂は風が強く、三脚は立てず。
標識のエビの尻尾が南東方向に伸びている(風は北西)



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サホロスキー場も霞んで見える。



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左のピークが前峰、右の蛇行した道路が道東道。
冬の展望はこの程度が「並」である。
晴れれば「特上」の至福の時間を味わえる。



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「並」の展望を楽しみながら、風雪の中のランチタイム。
帰省した直後、無意識に選んでいた「京うどん」。
冷たいお握りで冷えた胃が温もった。



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下りはマイウエイを辿る。
足元を見る必要が無く、転倒の危険も少ない点が「夏道」と違っている。
風景を味わいながら、軽快に下るのがスノーシューの醍醐味だ。



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森を抜けて、造林道に付けたトレースを行く。
トレースが無ければ、下山は地図読みが難しい。



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長いアプローチを歩き、車に到着。
スコップで除雪した跡が分かるが、正月から汚いままの車。
平取まで帰り、「ゆから」で汗を流した。

8:13除雪終点→8:59登山口→11:24前峰→11:48山頂12:05→13:31登山口→14:04除雪終点



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GPSトラック図。途中少し尾根の中央を外れるが、これは密に生えた針葉樹と笹を避けている。
破線は夏道。

平成30年の登り初めは、天候には恵まれなかったが、良い山行が出来た。
オダッシュ山を独り占めで楽しめる所も、冬ならではである。
夏に登れない山が冬には登れるので、これから暫くは山の選定が選り取り見取りで楽しい季節だ。
沙流岳と言い、今日のコースも冬限定のルートで、同じ山を登っても、見える景色が違っているのが冬の魅力だと再認識した。

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# by tmurakami0520 | 2018-01-06 05:52 | 山行記 | Comments(0)

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1月4日北海道への帰路についた。
両親とも寂しさは隠せない。
早春の滋賀県の花壇。



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芝桜もチラホラ咲き。
気温は1桁で3日連続で雪も舞った。
何より全館暖房しない実家の室温は低く、トイレは10℃から12℃位。



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ピンクの芝桜をアップで。
花は気温に敏感だ。

京都は四季を大切にする、昔ながらの和の習慣があり、納涼床、雪見障子は、気温は外気温と同じである。
12年の年月は、北海道の習慣に慣れてしまったのだと思う。
窓を全開にして炬燵や火鉢で暖を取りながら、雪の風情を楽しむ事は、北海道では見られない。



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特急はるかで関西空港へ。
関西を離れるのは後ろ髪を引かれる思いがするが、あと3週間でスギの花粉症が始まる。
地獄の日々を思えば、日高はパラダイスである。



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搭乗手続きを終えて、アイスコーヒーを飲んだ。



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広大な人工島の対岸は泉佐野。
南海トラフ地震が起きれば、液状化現象と津波で破壊し尽くされてしまう(心配)



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このANAに搭乗し、関西を離陸した。



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北海道噴火湾上空で、右の雪雲に突入した。



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新千歳空港は-2℃、小振りの雪だった。
信号も少なく、街並みも無い日高路を富川へ。
我が家は13℃あり暖かかった。

電気ボイラーの温度を30℃から60℃へ上げて、夕食と入浴は平取町へ。
帰って来ると室温は16℃に。

実家では、ストーブを焚いている部屋のみ20℃位になるが、
脱衣場の温度計は11℃だった。久し振りにの滋賀県草津市は気温の割に涼しく感じた。

来年は次女の大学受験、再来年は長男の高校受験で、家族で帰省は早くて3年後。
両親がいつまでも健康でいて欲しい、長生きして欲しいと心から祈っている。

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# by tmurakami0520 | 2018-01-05 19:09 | つぶやき | Comments(0)

帰省2018



謹賀新年

今年もよろしくお願いいたします

12月31日両親の実家に帰省した。2年連続の帰省である。
北海道に移住して最初の10年間は帰省せず、6月など季候の良い時に北海道に両親を招待していた。
父も男性の平均寿命を超えて、母は足腰が弱り、昨年は白内障の手術も受けた。
地域医療に全力を尽くすのも大切だが、老いた両親に少しでも親孝行をしたい。
1月中旬から5月末までは、親に何があろうとも顔を見せることが出来ない(重度の花粉症)。



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新千歳空港にて乗る便。
空港でポッケさんに声をかけて頂き驚いた。このブログで多くのコメントを頂いていたが、初めてお目にかかった。
ポッケさんは東南アジアに。



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北海道の天気は低気圧接近中だけど良くて、
Hiroは機中で樽前山や羊蹄山を家内に説明していた。
昨年は大阪伊丹空港だったが、今年は関空に。



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関空からは特急「はるか」で京都へ。
車窓からの懐かしい風景に思いをはした。

京都から東海道本線に乗り換え、新快速で「南草津駅」へ。
15分に普通、快速、新快速が走る都会の便利さが逆に新鮮さを感じた。
1時間に12本が行き交い、通勤時間帯は3分に1本近くなる・・・

南草津駅に迎えに来てくれた両親と再会。
歩ける距離だけど、荷物が重い。
年越しソバで2017年を締めくくった。



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朝はイヌの散歩から始まった。
戌年にちなんで、父と愛犬たち。



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竜王山から初日の出。
残念ながら、雲が左から右へ流れていて、これでおしまい。
左端の鶏冠山も何回登ったか数を知れず、竜王山が600m余りで「湖南アルプス」と呼ばれている。
登ったと言えば、ここから見える比叡山や比良山地に至っては全てのピークとコースを踏破済み。
近江富士と呼ばれる三上山も勿論長女を背負って登った。



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2日椿咲く南草津駅へ。
子供達の社会勉強のため、まずは京都へ。



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父親(私)が学んだ大学へ。
がん治療センターも完成していた。



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医学部講義棟。
私が1987年に卒業したときは勿論、平成3年まで大学院に学んだ時もここは駐車場だった。



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河原町通りから京都府立医科大学附属病院を撮影した。
右端のさらに右に基礎医学研究棟があり、大学院時代の古い研究施設の面影は皆無だった。
昔の看護学校の跡は生協になり、医学部看護学科に発展して新しい講義棟へ。



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鴨川を歩いて南下した。
夏は納涼床が出て賑わう右手の料亭群。
大きく変わった大学病院に比べて、変わらない町並みに癒やされた。



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河原町三条で昼食を食べ、寺町通りへ。
戌年の干支が飾られていた。
思い出が頭の中で交錯する。
学生時代から北海道へ移住するまで、京都の町は良く食べ歩いた。



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京都駅に戻り、北海道には函館にしかない新幹線をHiroに「体験」させる。
新大阪まで乗って、新大阪駅で、私も初めてみた「さくら」(九州新幹線)が鹿児島から到着。



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懐かしい大阪駅は新しく建て変わっていた。
Fiveの観覧車に乗りに行く。
阪急の地下街も迷わず一発で到着できた。



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久しぶりの人混みをかき分け、観覧車に家族で乗ってほっとした。
大阪駅と東海道本線、大阪環状線・・・
大阪駅も新大阪駅も、京都駅も新しく完成していた。
時代の流れを感じさせられた。




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阪急梅田駅と阪急百貨店、駐車場。
懐かしい眺め。



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ドンキホーテと阪神高速道路。
住んでいた時は地方都市と思っていた大阪の町並みが、大都会の様に見える。



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次女とツーショット。
毛嫌いされない親父になれて嬉しい(*^^)



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大阪の市街地を見渡して、田舎での生活が身上にも合っていると感じた。
大阪駅から新快速で南草津へ向かった。

夕食後スーパームーンが見えたが、直に雲に隠れ写真に撮れなかったのが残念であった。
天気に恵まれ、水仙も咲く春の京阪を歩き、思い出と、新しい町並みを胸に焼き付けた。


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# by tmurakami0520 | 2018-01-03 13:39 | つぶやき | Comments(2)

沙流岳1422m



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2017年最後の登山は沙流岳に変更となった。
日勝峠が復旧して、山が呼んでいた・・・?



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実は、恥ずかしながら携帯(iPhone)を持って帰るのを忘れていた。前日、仕事納の後ノートPCを含め持って帰った。
山の準備をしていると、携帯を忘れた事に気付いた。医師住宅か診療所か覚えていない。
医師住宅の敷地に入ると、車のナビの「Bluetooth接続しました」で住宅内にある事が分かり、中に入ると、いつもノートPCを置いている所に置き忘れていた。

日高出発だけど、水を抜いているためトイレも使えず、道の駅で済まして日勝峠へ向かった。


H29.12.30


-11℃の日勝峠に暗いうちに到着した。トンネル横の駐車場に工事車両は無く一番良い所に駐めた。
車の中で、朝食を取り、登山靴に履き替えたりして明るくなるのを待った。
6時10分空が明るくなり始め、車を降りてスノーシューを履いた。



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一番乗りは的確なルートをラッセルする必要がある。何度も登っているため、帰りに確認しても良いトレースだった。
朝陽が昇り、十勝平野の奥に遠くウペペサンケ山やニペソツ山、十勝連峰も朝陽に輝いていた。



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樹氷が美しく、空気は澄み渡っていた。
それにしても涼しい。



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通称「日勝ピーク1450m」は強い西風が吹いていた。
矢印が沙流岳である。
風の当たる右頬と頭が痛い(寒くは無い・・・)。



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木にエビの尻尾、十勝平野の展望。日高山脈には残念ながら雲がかかっていた。
これ以上ここに停滞するなら、バラクラバ(目出し帽)を被らないと凍傷の危険性を感じた。



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気温は-22℃。風速10m以上で、体感温度は-30℃以下。
冬の日高山脈の晴れた朝では普通の温度。
ハイマツ地雷帯(雪を踏み抜く)を抜けて樹林帯を目指す。



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蝦夷椴松はスノーモンスターに成長していた。
ここは、風が無く、気持ち良いスノーシューハイクを楽しむ。



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陽射しが暖かく、-15℃に気温も上がって休憩。
スノーシュー2セットを車に積んでいたが、選んだのはライトニングアッセント。
25インチは深い雪にも対応出来る。



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胸ポケットで温めていたiPhoneをチェックすると、バッテリーが4%に。
モバイルバッテリーにつないで充電。下山時確認すると、モバイルバッテリーも低温障害を来していた(~_~;)
スキーヤーに先行された。



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山の天気は、特に冬は変わりやすい。沙流岳山頂にガスが掛かる。
山スキーヤーのトレースは的確で、ベテランと見た。
トレースを使わして頂く。(お互い様で挨拶も交わした)



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山頂標識を掘り出して記念撮影。
息子と昨年1月3日に登って以来ほぼ2年振り。
後ろの上滝山方面や日高山脈の展望はない。



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山頂から「日勝ピーク」方向。左端は日勝峠へ向かう国道274号。
山頂も風が強く、9時半で昼食にはまだ早い。
滑って登り返してきたスキーヤーと話をして下山。



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沙流川源流の原生林を見下ろす。
この雪も春には溶けて沙流川の流れとなり、日高地区から門別地区へと流れて太平洋に注ぐ。
開通した国道274号が左右に貫き、併せて感慨深い。



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ここは「沙流川林道」部分で歩き易い登り返し。
女性の山スキーヤーとすれ違い、テント泊するという。
涼しい所でキャンプは楽しいだろうなぁ、なんて考えながら歩く。



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10時半過ぎ、お腹が空いて昼食に。
今回デビューの500mlの山専(これまでは900ml)



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-10℃のランチは凍りかけたお握りの後、熱々のヌードル(*^^)



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再び晴れてきた日勝ピークへの登り返し。
風も徐々に止んできた。



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ピークからの十勝平野。まだ樹氷が輝いていた。
ここからは下るのみ。
展望を楽しみながら、歩く。暑くなって、帽子も手袋も脱いだ。



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日勝峠頂上トンネルの上を歩く。
右にマイカーも見えている。
開通を待ちわびたスキーヤーや同好者達の車を見ると、開通の有り難みが胸に迫る。
-6℃は暑く、汗をかいた。16℃も気温差があれば理解出来る??

6:20日勝峠→7:40日勝ピーク→9:33沙流岳9:45→10:35昼食11:05→11:35日勝ピーク→12:19日勝峠

帰路は交通量も少なく、年末を感じた。
平取温泉ゆからで汗を流した。
ヘマも活かして、今年最後の登山は沙流岳を満喫出来た。
明日は滋賀県草津市の両親の家に帰省するため、早目の下山で準備が出来た。

それでは、愛読してくださっている皆様、よいお年をお迎えください。

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# by tmurakami0520 | 2017-12-30 19:33 | 山行記 | Comments(0)

山が好きな内科医のつぶやき


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