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オダッシュ山1098m

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矢印↓がオダッシュ山山頂、左のピークは前峰

1週間放置した日高地区の医師住宅の様子を見に行った。
4日のアメダスデータでは最低気温が-13℃。水抜きをしてストーブを16℃に設定して焚きっぱなしにしていた。
水道凍結や下水の凍結も無く、滅多に使わない電子レンジでお握りを温めて朝食をとり、用を足した。
連休後出勤のため、水抜きをせずストーブを15℃にした。
-7℃の日勝峠を越えてオダッシュ山へ向かった。


H30.1.5


十勝平野は一度?大雪が降った様子。-7℃だが除雪の跡が凄い山になっていた。
畜産試験場の先まで迂回して、除雪終点に車を駐めた。
車載していたスコップで除雪して車を入れ、車外で登山の準備をした。


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帯広は晴の予報であったが、新得町の日高側は時折陽射しが差す程度で終始雪が降っていた。
前峰が見えているが、夏と違って遠い。
スノーシューが沈む道を歩き始めた。



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前峰を見て、JRの下をくぐる。



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夏の登山口まで1.8kmのアルバイト。
前日と思われるスキーのトレースがあるが、スノーシューは更に20cm位沈んだ。
道東道の下で、休憩&診療所に電話した。今日は、派遣医による午前外来が行われていた。



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積雪期ならではのコースを辿る。
スキーのトレースは、的確に高度を上げており、2013年5月3日に前峰(この時はGPSを持たず山頂を間違えた)を登ったルートに近いコース取りだった。
空が一時的に晴れてきて、足は重いけど心は軽快になった。



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雪山は楽しい。地図を見て、歩きたい所をラッセルする。
お腹が空いて、栄養と水分補給。(汗をかいている)



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振り返ると、自分の道が森の中に続いている。
十勝平野の展望に、帰省の疲れを押してでも山に入って良かったと思った。



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標高700-800mで夏道のある稜線に出る。
2015年3月8日も前峰で時間切れだったが、今日の雪庇は小さかった。



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夏道は雪の下で、出来るだけ沈まない所を選ぶ。
それでも、吹き溜まりでは膝上まで沈む。
スノーシューでの登りは、雪との格闘だけど、それも楽しい。



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雪が強くなってきた。
クラストした雪面で休憩場所を考える。



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最後の急登を前に、カロリー補給。
雪のためハードシェル(アウター)が脱げず、汗冷えしてきた。



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前峰登頂。
3年前にはあったが、5年前には無かった標識。
山頂は、尾根線を更に上り下りする。



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深いラッセルの稜線を抜けると北西の尾根線が合流する。
最後の急登に息が切れる。
風雪が強く、暑くは無い(-7℃)



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山頂は風が強く、三脚は立てず。
標識のエビの尻尾が南東方向に伸びている(風は北西)



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サホロスキー場も霞んで見える。



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左のピークが前峰、右の蛇行した道路が道東道。
冬の展望はこの程度が「並」である。
晴れれば「特上」の至福の時間を味わえる。



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「並」の展望を楽しみながら、風雪の中のランチタイム。
帰省した直後、無意識に選んでいた「京うどん」。
冷たいお握りで冷えた胃が温もった。



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下りはマイウエイを辿る。
足元を見る必要が無く、転倒の危険も少ない点が「夏道」と違っている。
風景を味わいながら、軽快に下るのがスノーシューの醍醐味だ。



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森を抜けて、造林道に付けたトレースを行く。
トレースが無ければ、下山は地図読みが難しい。



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長いアプローチを歩き、車に到着。
スコップで除雪した跡が分かるが、正月から汚いままの車。
平取まで帰り、「ゆから」で汗を流した。

8:13除雪終点→8:59登山口→11:24前峰→11:48山頂12:05→13:31登山口→14:04除雪終点



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GPSトラック図。途中少し尾根の中央を外れるが、これは密に生えた針葉樹と笹を避けている。
破線は夏道。

平成30年の登り初めは、天候には恵まれなかったが、良い山行が出来た。
オダッシュ山を独り占めで楽しめる所も、冬ならではである。
夏に登れない山が冬には登れるので、これから暫くは山の選定が選り取り見取りで楽しい季節だ。
沙流岳と言い、今日のコースも冬限定のルートで、同じ山を登っても、見える景色が違っているのが冬の魅力だと再認識した。

by tmurakami0520 | 2018-01-06 05:52 | 山行記 | Comments(0)

ひだかの内科医のつぶやき


by tmurakami0520
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