トヨニ岳1493m~飽くなき挑戦序章

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1月13日登攀した1251P
撤退後矢印地点で滑落


厳冬期の日高山脈主従走路は地形も気象も険しい。
1251Pで時間切れ撤退は単独行では仕方の無いこと。

昨シーズン冬山を登っていないため、装備の点検が甘かった。
滑落は絶対にあってはならない。

足回りの装備を一新したことはブログに記載した通りである。
リベンジをかけてトヨニ岳に向かった。



H30.1.28


北海道に低気圧が接近しており、日高主縦走路のうちトヨニの核心部は視界が悪いと命取りになる。
これまで未踏のトヨニ岳東峰から吊り尾根を経てトヨニ岳本峰を目指す事にした。
リベンジに賭ける執念は凄まじい(笑)



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大町の交差点で-6℃。車の気温計は2℃高い。
時計を見て欲しい。
この時間に出発する執念は並々ならぬ物が・・・



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富川大町交差点から沙流川の気温計を撮影。
赤楕円で囲ったが-8℃である。



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2時日高門別のセブンを出発した。
携帯する食料もお握りを2個多く買い込んでいる。



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自宅から90.8km、天馬街道に入る手前のセイコマートでトイレ。
食料を追加購入。



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国道236号線(天馬街道)翠明橋で-8℃(実際は-10℃)。
冷え込みがこの程度だと天気が悪いと言うことだ。



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ヘッドライトのチェックをする。
新調したアルパインクルーザー3000は今回初めて使う。



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モンベルのピッケルも持って気合い十分。
ヘッドが大きいのは、リーシュ(肩にかける紐)等を収納しているからだ。



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誰も居ない駐車場を4時42分出発した。
そもそも天気の悪いこんな日に日高の山に向かう物好きはいないのかも?
体力の低下した分は時間をかける事でカバーする算段。



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真っ暗な渓流沿いを歩くのはトムラウシの二日目以来かな。
ヒグマがいない冬は安心して歩ける。
スキーのトレースがトヨニに向かっていて、有り難く借用した。



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暗いと沢に落ちないように神経を使う。
渡渉はスノーブリッジを4回渡った。
沢を1時間歩いても、トヨニ東尾根に取り付けず休憩する。

単独行に無理は禁物である。
しかも、この周辺一帯は携帯電話の圏外で、尾根の上部に登らないと繋がらない。
さらに、風が強く、予報通り天候の急変が予測される。
それでもトヨニに向かう。

馬鹿げた事だと客観的で醒めた目で自分を見つめる別の自分がいる。
山に向かう自分の闘争心は自分自身に向けられている。
自分に勝つ。
惰弱な心に打ち勝ちたい気持ちが、山に足を向けさせている。
勝敗の行方は本編で。

by tmurakami0520 | 2018-01-28 20:38 | 山行記 | Comments(0)

山が好きな内科医のつぶやき


by tmurakami0520
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