オムシャヌプリ1379m~本編2 2018.02.25

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野塚岳から一旦下り、主縦走路は岩場ありピークあり雪庇ありと、歩く人を飽きさせない。
気温は-17℃に上昇していたが、風速10m以上で常に吹き付けられた。
希代の暑がりでも、涼しい!



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帰りはこれ程の展望は得られないハズなので、
振り返り野塚岳(右)西峰(左)を撮影した。
コルの断崖が三角錐の優しい山容を引き締めている。



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展望が無ければ帰りたくなる気象条件だった。
核心部の岩場に取りかかる。
両側が切れた岩の上を登ったり巻いたり、岩と氷と雪の世界を久し振りに堪能した。



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続いて、雪庇の稜線に取りかかる。
風はいよいよ強さを増していく。



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最後のコルに下りて、後は山頂に登るだけ。
とはいっても、ちょっとした岩場があり、気は抜けない。



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歩いて来た主縦走路を振り返る。
結構アップダウンがあり、低温+風と相俟って体力を消耗した。



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カリカリに凍結した氷の壁、風が渦巻く山頂へ登り詰める。
この厳しさが、たまらなく嬉しい。
展望がクライマーズ・ハイ状態にさせる。



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ついに山頂に立った。
立っているだけで精一杯の風の通り道だった。

三脚はもちろん、風で煽られ平衡感覚が取れない。
3年前の残雪期とは、装いが全く違っていた。



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これで主縦走路の空白区間が繋がった\(^O^)/
風に負けず歩き通す事が出来た。



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日高側、翠明橋までの尾根線を2015年4月に下った。
向かい側の尾根を登って周回した。



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エビの尻尾のオブジェが山頂標識の様に見える。
野塚岳からここまで歩いた満足感に浸る。



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双耳峰の弟山頂との間を雪が流れていく!
オムシャヌプリは風の通り道だと実感出来よう。
吹き付ける風に煽られ、体温低下する前に下山した。



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帰路は元来た「道」を歩く。
これだけ晴れてくれれば有り難い。



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岩場の右(東)に回り込む。
お腹が空いたので、北西の風を避けて、休憩したい。
往路で風の弱い場所をチェックしていた。



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オムシャヌプリを眺めながら昼食にした。
パンはカチカチ、お寿司はジャリジャリ、お茶は氷が浮かび、
熱々の山専のお湯で食べる中華そばは、冷えた体を中から温めてくれた。



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野塚岳へ最後の登り返し。
まだ青空があり嬉しい。



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再び野塚岳の山頂に立つ。
トヨニ岳が待っててくれていた。この後北西の雲に隠れた。

トレースは風でかき消されていた。
下山は往路を引き返した。

1223Pからは、軽快なスノーシューハイクだった。
何より目標を完遂して、足取りが軽かった。



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雪で埋没したかの様な駐車スペースへ、無事車に到着。
山にいる間中氷点下10℃を上回る事は無かった。


5:56駐車場→9:02野塚岳→11:08オムシャヌプリ→11:40昼食11:55→13:12野塚岳→14:28駐車場



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【GPSログ1 駐車場から野塚岳】



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【GPSログ2 野塚岳からオムシャヌプリ】


厳冬期日高主縦走路を繋ぐオムシャヌプリ登山、この冬最高の想い出に。

昨年冬山に全く行けないブランクがあり、ようやく気力、体力ともに充実した。
装備も一新し、これから春山を満喫したい。

まだまだ残雪期登山は、厳冬期と何ら変わらない危険性を持ち、
残雪期だから安全という訳では無い。

3月にはヒグマ遭遇という危険性を計算に入れて楽しみたい。

by tmurakami0520 | 2018-02-27 15:08 | 山行記 | Comments(0)

山が好きな内科医のつぶやき


by tmurakami0520
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