ヤマアジサイ東北北部も梅雨明けして本格的な夏の気温に。
H30.7.21
20℃、湿度の高い日高門別を3時半出発した。
梅雨明けしても、霧が多い日高門別。天気は期待していない。
苫小牧のセブンで買い出し、京極の道の駅で朝食など。
天候は良いとは言えないため、比羅夫登山口駐車場にすんなり入れた。
6時17分登山開始した。
標高差1550m、4時間20分の「目安」は意外にキツイ。
1回目の休憩は3合目で。
既に汗まみれ。
2回目の休憩は6合目。
タオルの汗を絞る。
霧の合間からニセコの展望が時々見えた。
3回目の休憩は9合目。
昨年と違って調子は良い。
ニセコアンヌプリを見下ろす。
9時32分、残り時間45分。
火口に出ると、猛烈な風に行く手を阻まれた。
風によろめき、砂が顔に当たる。
余力はあるのに、ペースが落ちた。
10時19分山頂に到着。
4時間2分、風さえ普通なら3時間50分前後だったと思う。
岩陰で休憩し、お寿司やパンを食べた。
クルマユリ。
風が強く、ミヤマダイコンソウやミヤマキンバイ、メアカンキンバイ、イワブクロ等撮影に適しなかった。
トレランのグループと抜きつ抜かれつとなった。
走って下りるけど直ぐ休憩する彼らと、持久力で歩く我々。
ウサギとカメみたいにほぼ同時に駐車場に下山。
レスキュー隊と警察の車両が物々しい。
風に煽られて怪我でもしたのだろうか。
ヘリは飛べないので、救助隊員が登っていった。
山は自己責任のスポーツだけど、困った人は助けてあげなければならない。
6:17登山口→7:20 3合目→8:20 6合目→9:26 9合目→10:19山頂10:30→13:27登山口
6回目の比羅夫コース。
風が強く、霧雨に濡れ、汗にずぶ濡れになった。
暑さには負けず、歩く事に関しては会心の登山だった。
霧に濡れた高山植物を愛でて、展望は無くても楽しむのが自分流。
仕事柄、頭脳を酷使しても体は使わないので、工夫をしないと体力は衰える一方だ。
来週の遠征を楽しみに、仕事をやり切りたい。