中央に前峰、奥に山頂。帰りに撮影。
2019年新春山行は、2年連続オダッシュ山にした。
腰痛のみが昨年とは違う不安要素。
4時起床した。
沙流川の気温は-11℃。
星空の富川ICのローソンを出発した。
日高地区は雪が舞うものの、日勝峠日高側の積雪が少なく沙流岳はまだ登れない。
十勝側は風が凄い(地吹雪)ものの、雪がわずかだった。
十勝清水のセブンで朝食をとった。
積雪が少ない上に、昨年より奥まで除雪がされていた。
ここまで車が入れると、往復2時間の短縮となる。
朝焼けに輝く佐幌岳に見送られ、7時22分歩き始めた。
吹き溜まりが無ければここまで車が入れる位、雪が少なかった。
「冬道」の方向だけど、笹が露出し、エゾシカの足跡のみ。
せめて、あと20cmは積雪が無ければ「冬山」とは言えない。
右胸に温めたGNS 2000 plusの出番は無い。
風が強く、扇風機の「強」より強烈で涼しい。
それでも、フリースと帽子を脱いだ。
そこはかとなく分かる「夏道」を登る。
8時39分白樺平に到着。
マットを敷いて休憩した。
腰痛は登山に支障は殆ど無い。
アウターも手袋も脱げない涼しさに、気温を確認すると-16℃。
地吹雪に耳が痛くなり、帽子をかぶった。
真夏の下着なのに汗ばんでいる(~_~;)
9時50分前峰到着。
岩陰も風が渦巻き、休憩も出来ない。
稜線の樹氷。
強風でも吹き飛ばされないので、着雪では無い。
唯一、山頂直下は膝まで雪に埋まりながら冬道を登った。
一度は風に倒れた三脚を固定し撮影。
新春山行をオダッシュ山かも、と思った読者が4名昨年の記事にアクセスがありました。
今年もよろしくお願いいたします。
寒気の通過で地吹雪で展望は悪い( ̄0 ̄)
10時19分下山開始。
前峰からの尾根線の下り。
地吹雪で足跡も消されており、吹き溜まりも。
次第に展望が開けて行った。
白樺平で賞味期限切れ(1月1日)のフィナンシェを食べる。
地吹雪も日差しが出始めると暖かく感じる稀代の暑がりは健在。
展望が開け、大展望のご褒美!
忍耐だけの乾布摩擦では無い(笑)
東大雪の山々を愛でた。
山の世界の醍醐味だ!
登山口から除雪終点まで500m。
昨年より往復4km近く短縮ルートで、12時2分下山した。
下山すれば晴れるのはよくある事。
まだ扇風機の「強」より強い風が吹いており、誰とも出会わない新春山行だった。
雪の日勝峠は-8℃と平年並みだけど、積雪に乏しく、
ハイマツや笹のブッシュで誰も山に入っていなかった。
暖冬の日高は南部の積雪が期待出来る。
次は何処に行こうか考えながら、平取温泉「ゆから」で汗を流した。