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豊似岳1105m~後編 2019.01.06

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クラストしていない豊似岳山頂への稜線。

前編の続き
冬用の手袋を履いて、指先は温かくなり、ブッシュと雪との格闘が続いた。

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1088Pへの稜線を行く。
ハイマツが露出し、雪にハマる。
青空が嬉しい。

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10時54分、1088Pに到着し、観音岳を見下ろす。
風に煽られ、何度か転倒した。

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山頂まで、クラストした雪で覆われていれば20-30分の距離だが・・・
まずはダケカンバの林を突き抜ける。

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山頂への最後の登り。
なるべく白い所を歩かない様に、ハイマツを踏みつけて登ると疲労が少ない。

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11時50分、山頂到着。襟裳岬が展望出来た\(^O^)/
それにしても、ハイマツ地雷に手こずったものだ。

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三角点の標識は無くなって?(雪に埋もれた?)いたけど、ここが山頂。
日高主縦走路(日勝境界)は3つコブ先の1093Pから右に繋がる尾根である。


山頂からの展望の動画。

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日高主縦走路と、遠くにアポイ岳。

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動画ではズームしたが、楽古岳が中央に。

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右に1088Pから左に観音岳の尾根線。
疲れてお腹が空いたけど、ここに長居は不可能。
12時下山開始。

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帰りは自分の足跡を辿るので楽だった。
ハイマツの上を歩き1088Pへ。

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12時52分、1088Pを通過して、雪庇の陰で風を避けて昼食。
朝3時に湧かしたお湯だけど、山専(魔法瓶)では10時間弱経っても80℃以上だった。
暖まる~

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初めて見た戦前の測候所の跡。
雪が少ないためか。
尾根の足跡は風で消えていたが、そこはかとなく分かり、樹林帯ではしっかり残っていた。

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既にスノーシューを背負っているが、自分の足跡はシカの足跡群に圧倒されて分からない。

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凍結した水筒のお茶は冷たい。
これからは、保温カバーが必須。

尾根は下部ほど地形が分かりにくい。
自分の足跡を見失い、GPSを見る。
GNS 2000 plusは8時間位で電池切れだった。

登山口から200m東で牧場内道路に出た。

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西日に輝く豊似岳。
また歩き易い時に登りたくなった。

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暗くなる前、15時59分ゲートに到着。
約16km弱、約10時間の山歩きを終えた。

えりも町は地の果てと実感するのは、帰りのドライブ。
1時間以上かかってアポイ山荘に着き、冷え切った体を温めた。
日高門別の自宅に着いたのは19時半。
総計16時間の山旅だった。

翌日5時半に朝食を取り日高町日高へ出勤。
疲れも残っていたけど、ストレスを放出した良い山行だった。

by tmurakami0520 | 2019-01-08 17:39 | 山行記 | Comments(0)

ひだかの内科医のつぶやき


by tmurakami0520
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