1223Pから右に野塚岳、中央の双耳峰がオムシャヌプリ。奥に十勝岳、左端に楽古岳、踏破済みの稜線の展望。
成人の日の3連休、北海道は久しぶりの好天に十勝連峰や大雪に食指が動く。
この時期は雪崩のリスクと、ラッセル訓練で終わる可能性も。
確実に楽しめる日高山脈南部へ向かった。
かつて、子供達を連れて歩いた小学生向け?のコースである。
昨年3月の雨で(スノージャム雪崩)、背後の建物が倒壊した。
左奥のトンネル横に建物は無い。
6時5分、ヘッドライトをつけずに出発した。
1223P直登コースへ向かうも、沢が荒れており尾根へ向かった。
積雪は僅かで、笹が露出していた。
この時は周回すれば、沢へ下りるのが大変な事に気付かなかった。
7時42分、尾根を登り詰め稜線へ。
1147Pにてお約束のひだか南部の展望。
8時19分、1223P到着。
十勝側から左に野塚岳、右に野塚西峰。
日高側からの野塚双耳峰の展望(続編で紹介)と異なるが、ここからの西峰の美しさが好みである。
1223Pからのトヨニ岳。中央の沢を上に辿れば山頂。
コルにてスノーシューをアイゼンに履き替える。
今年初のMSRライトニングアッセントだけど、雪が少なくて選択ミス。EVOの方が良かった。
雪が少ないため、今季初の12本爪アイゼン装着。
8時38分コルの気温は-13℃。
風は扇風機の「弱」程度で汗をかいている。
9時17分、つぼ足アイゼンでハマりながら登頂。
1352.6mの三角点を初めて見た。
それ程今年は雪が少ない。
昨年歩いたオムシャヌプリへの稜線。
谷は野塚国道日高側、左端の双耳峰がオムシャヌプリ。
遠く霞んでアポイ岳。
野塚西峰を見下ろす。
あの切り立った稜線に向けて出発した~野塚西峰編につづく
山頂からの展望の動画