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芦別岳1726m~本編 2019.06.09

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半面山から山頂(左)と雲峰山(右) 


朝4時過ぎに日高町内の国道237号で、様似のビンネシリ登山会へ向かうOさんの赤いワゴンとすれ違った。会えば山の話が弾む、気さくな方である。

5時過ぎ山部のセブンで買い出し&朝食。
登山口の駐車スペースへは10分ほどで到着した。

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5時36分鹿防止柵を通って、ゆっくりと歩いた。
気温は昨年の2倍以上の12℃、虫除けスプレーを袖などに散布した事は言うまでも無い。

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夏山、地面の感触を楽しむかのように歩いて1回目の休憩。
新緑と山の空気に心を和ませられた。

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足元にはマイヅルソウが揺れていた。

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「呻吟坂」ゆっくりと確実に高度を上げていく。
左手の赤い花はムラサキヤシオ。

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見晴台の看板が新しい。
見晴らしは殆ど無いのは計算通り(陽射しがあると暑くてバテてしまう)。

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昨年秋の紅葉が印象に残っているオオカメノキ。
登山口近くは散っていて、標高を上げるにつれて花が見られ、蕾が増えて行った。

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群落は無いけど、シラネアオイが山頂岩峰基部まで見られた。
サンカヨウやキスミレ、テガタチドリなど多くの花に励まされた。

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7時59分、鶯谷分岐で2回目の休憩。
速くは歩けないけど、ゆっくり楽しむ事にした。
ダメなら半面山で帰ろう。腎機能は半分を切っている。

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半面山の標識が鐘のある白樺から手前に付け替えられていた。
鉛の様な気怠さだけど、8時50分だし、まだ歩ける。
歩き初めが下りなので、先に進んだ。

雪の上は意外と消耗した。

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9時40分雲峰山に到着。ガスが鶯谷から沸き上がる。

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雲峰山のミヤマキンバイ。
山頂にも沢山咲いていた。

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山桜の花見も格別だった。

山頂近く残雪歩きでスリップして笹藪で止まった。
帰ろうかと思ったけど、さすがにここで引き返すのは勿体ない。

雪は、表面が柔らかくその下がカチカチだった。
わずかな雪の壁を登るのに、30分位かかった。

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10時34分山頂に到着。
のんびり山行も悪くはない。

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今シーズン初めて湯を沸かしてヌードルを食べた。
ヒグマ対策で汁を捨てられないため、これが私の最期のヌードル。
暑がりで大汗をかくけど「塩分補給」は慢性腎臓病に禁忌。

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晴れていないのでツクモグサの花が閉じている株がほとんどだった。
雨のピパイロ岳のツクモグサよりマシだった。

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開いた株が一つだけあった!
キバナシャクナゲ、イワツメクサ、コケモモの花を楽しんだ。

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展望はこんな感じで、11時8分下山開始した。

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登り同様軽アイゼンを着けたけど、6本爪は踵や爪先に爪は無く、スリップした。
左に私の踵のステップの跡と滑った跡が。

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ガスが上がり、鶯谷の雪渓が見えた。

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夫婦岩と富良野盆地の展望が開けた。
午後には短時間雨が降る予報なので展望は全く期待していなかった。

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展望台ではもう少しで十勝岳が見えそうだった。
エゾハルゼミの泣き声の中を歩いた。

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14時19分下山した。
何と靴を履き替えていたら雨が降った。通り雨だった。

下金山と幌毛志で道警のレーダーパトカーがこちらを向いていた。
安全運転のオマケが17km/Lを越える低燃費。
歩くのも車を走らせるのも遅くなったものだ。
平取温泉「ゆから」で汗を流した。

トムラウシや幌尻の日帰りなど、ハードな山行は腎臓に負担が大きい。
厳しい塩分制限で腎機能を見ながら、歩ける山を楽しみたい。

by tmurakami0520 | 2019-06-10 17:15 | 山行記 | Comments(0)

ひだかの内科医のつぶやき


by tmurakami0520
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