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ピセナイ山1027m~後編 2020.12.17

八合目からは尾根がやや広く、深い雪を避けられない。
笹を避けてラッセルしていたが、
岳人のトレースに合流した。

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ついに先行者を捉えた(小さい人影)
深い足跡をシューで広げながら追いついて、トレースのお礼を言った。
体力的限界とのこと。
避けられない深い雪のラッセルを交代した。

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九合目のいつもの撮影ポイント。
部分的に膝下になったので、さらに先に進む。
最後の急登は、初めは膝上ラッセルで大汗をかいた。

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12時35分、山頂でしか見られない景色に迎えられた。
何度も撤退の誘惑を振り切って得られた達成感はひとしお♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

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日高北部は雪が降っている様だった。

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日高南部は晴れて、右端にアポイ岳まで良く見えた。

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ラッセル疲れで食欲を失い、お握りのみ。
汗をかいて、ラーメンを食べる気がしなかった。

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岳人は札幌から来たとのこと。
お互いにラッセルのお礼を述べあった。
彼のトレースが無ければ撤退していたであろう。

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10分の休憩で下山開始。
自分の体力では、日没が心配だった。

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帰路の九合目。山頂まで続いたトレースを振り返った。
ここは自分のラッセル。

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登山道には雪庇が出来て深さは腰を超える。
笹の上のトレースは彼のお陰。
お礼にスノーシューで綺麗に圧雪して下った。

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13時38分、アイゼンに履き替え水分補給。
14時半、登山口に降りてアイゼンを外していると岳人が降りてきた。
二合目からの尾根道の方が切れていて怖いと。
ストックかピッケル無しでは下りは緊張すると思う。

林道は重いリュックを背負ってゆっくり歩いた。
夕陽が綺麗だったけど、谷は暗くて写真に撮れず。

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16時8分、日没と同時にゲートに到着した。
出発直前の岳人、お疲れ様でした。

いつもは静かな山行を楽しむのだけど、
雪山ならでは、ラッセル交替で繋いだ山頂への道。
単独行では達成不可能だった登頂の余韻をかみしめた。

by tmurakami0520 | 2020-12-29 05:53 | 山行記 | Comments(0)

ひだかの内科医のつぶやき


by tmurakami0520
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