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羊蹄山1898m(比羅夫)~後編 2021.08.28

羊蹄山登山は標高差1500m程あり、痛めた膝や持病の腰痛に堪える。
苦しい登りで何故何度も何度も繰り返し登るのか、歩きながら考えた。
やはりm夫人が言う様に羊蹄山が好きなのだ。


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8時57分、九合目からニセコアンヌプリ(1308m)を見下ろす。
この後雲に覆われ今日の展望はこれで見納めとなった。
右下の登山者はこの後、強風にアウターを着込んだ。


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長袖にしたけど風を通す「真夏用」シャツ。
水分補給しながら風と気温を体に感じた。


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12℃、真夏の3000m峰の最高気温並み、但し風が強い。
ベベツ岳で3℃、低体温症で内地の登山者が亡くなったお盆休み(診療所にお盆休みはありません)。
アウター(ストームクルーザー)、更に冬のアウターも持参したけど無用の気温と判断。


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標高1800m近く、草紅葉の火口壁へ登る。
2回目の梅雨で気温10℃以下の日々が続き色づいてしまった。
この後雲に覆われた。


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何も見えなくても39回目の登頂、9時47分(登り4時間24分)。


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2回目の夏、凍らせたお茶などを冷媒に冷たい🍺で( ^_^)/□☆□\(^_^ )
左の半袖半ズボンの登山者はアウターを着込む。気温15℃に上昇。


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長袖に「変身」した左の登山者、私は昼食。
セブンのサラダ巻きも食べた。
視界は無いに等しく30分弱の昼食休憩で下山開始した。


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一瞬視界が開け、シャッターチャンス到来。
振り返り山頂方向の父釜の火口壁。


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父釜の底まで見えて、ガスに巻かれた。


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小釜の草紅葉も見えてまたガスに。


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紅葉したエゾオヤマノリンドウとチシマフウロの赤い掌状葉、ウメバチソウの花が残っていた。


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ナナカマドの紅葉(枯れた枝では無い)。右端にくすんだナナカマドの葉。
殆どの落葉樹は紅葉する前にくすんで葉を落とす。
登山道の落ち葉を見ながら紅葉を探す。


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ダケカンバの紅葉。麓では一番最後に紅葉する。
周りの木々は紅葉する前に葉を落とす、山の木の「夏」は1回限り。


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13時34分(下山3時間17分)、27℃と灼熱の2回目の夏の駐車場に。
山頂で折角乾いたアンダーが汗で絞るほど濡れた。

公共施設は「緊急事態宣言」で閉鎖されても、人出は半分ほどしか減っていない。
日高地区のワクチン接種で30代のコロナ患者が紛れ込んだ。問診時は無症状だから見分けが付かない。
医療従事者のワクチン接種が済んでいるからまだマシだけど、フィジカルディスタンスと換気を行っていたけどワクチン接種に来た人達はまだ免疫が無い。

北海道は感染者数がほぼ同じ人口の兵庫県の半分以下、つまりまだデルタ株が主流では無くアルファ株が過半数。
デルタ株優位になれば感染者数1000~2000以上に拡散する。
今回の「緊急事態宣言」で人流が抑制されれば間に合うかギリギリのタイミングだ。
デルタ株の感染力、人流を80%以上抑制できなければ感染爆発は免れられない。
初回の「緊急事態宣言」を思い出して欲しい。
2学期が既に開始され2週間が過ぎてしまった。
道民が呼吸困難で苦しむ中等症Ⅱ、窒息(溺れる感覚)の重症の塗炭の苦しみを味わう人が一人でも減る事を願っている。

by tmurakami0520 | 2021-08-30 02:01 | 山行記 | Comments(0)

ひだかの内科医のつぶやき


by tmurakami0520
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