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午後からの雨に備えて早立ちした。
日は長くなっていて、5時前でも十分明るかった。
朝食を食べ、登山準備をして5時20分出発した。



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林道の雪解けは標高150m以下で50%、200m以上で0%。
ゲートの標高は138m。
ちなみに、進行方向が東の沢上流であるが、右岸、左岸は下流方向を見て左右を決める。



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大規模な林道崩壊は無く、昨年の崩壊部も残っていた。
雪に足を取られ、スノーシューを履いた。



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6時4分、ピセナイ林道ゲートの手前でシューを脱いだ。
雪が無ければ20分の所を倍以上かかっている。
ピセナイ林道に入りヒグマの糞があった(数日前のものか)。



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6時32分、標高235m、いつもの休憩ポイントでスノーシューを再装着。
ここから前日のヒグマの足跡が河原から上がり山に入っていた。



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7時50分、標高625mの登山口で休憩した。
ヒグマの足跡領域を抜けて、安心してマットを敷いて座った。



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一合目と二合目の間の切れた尾根線。
昨夜の雨は山では雪だった様だ(樹木の着雪)



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山頂はガスで見えない四合目(8時41分)
ここからの急登は雪との格闘だった。



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9時12分、風で樹氷が舞う六合目。
笹が雪に埋まり、尾根線が白い登山道の様に見えるがこの方向に登山道は無い。



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ガスもかかり、風も出てきたので、天候急変に備え腹ごしらえ。



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時にガスが切れ、雪庇帯を行く。



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ここが九合目の写真撮影の定位置とは気付かず。
ガスで視界が遮られ、風も強く、ピセナイ山を登っている感じがしなかった。



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10時15分、4時間55分で山頂到着。
ハードシェルを買い換えました。
お気に入りのブルーは、リビラ山で風で飛んでいってしまった。



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北へ延びる稜線を行っても良いけど、ヒグマのいる沢に下りなければならない。
日高山脈の展望は初めから期待していない。



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氷点下5℃、風があり、天候は下り坂。
10時25分下山開始。



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11時3分、風を避けて、六合目から少し下った所で昼食。

登山口から駐車場を過ぎた林道で新しいヒグマの足跡を発見。



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登りのスノーシューの跡の上を歩いた跡が駐車場の横の森へ続いていた。
ヒグマの足跡と反対方向に音を立てながら下った。
足跡は沢から上がって来た。

登ったヒグマは、どうやら森から先回りして林道へ下りた様だ!
遙か遠くに姿が見えた。



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私の音に驚いて林道を走っていった。
それからも鉢合わせの緊張感。
休憩無しで雪の無い所まで歩きスノーシューを脱いだ。
もちろん、シューを脱ぐ前に音を盛大に立てた。



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ヒグマの恐怖に追われて、13時34分下山した。
車に乗り込んでホッとした13時45分雨が降り出し、御園(静内)で本降りとなった。
雨の新冠温泉で冷汗を流した。

by tmurakami0520 | 2019-04-08 18:10 | 山行記 | Comments(0)
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九合目付近からの山頂 



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平成25年5月19日の同じ構図の写真 
Hiroは8歳



4月6日(土)は散髪の日。
この土日は天候の変化が激しい。7日(日)は午後に雨が降る!
雨が降る前に下山を課した。



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私の定義では、山で雨が降るのは「夏」。
これまでの春の雪で山頂の積雪量は22登目で最大だった。



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死ぬほど暑い盛夏の5月19日、可愛い息子と。


様々な山でヒグマに出くわしている。
ひだかの夏山にヒグマが出現するのは普通の出来事。
これまでのピセナイでも、縄ばりを周回する雄熊の痕跡は数知れない。



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林道の登りのスノーシューの跡にヒグマの足跡。
それも、標高500m付近で、山菜は雪の下。
ヒグマに後を追われる不気味さ。~本編に続く

by tmurakami0520 | 2019-04-07 17:34 | 山行記 | Comments(0)
2006年3月に日高門別に移住して以来、山好きなドクターと知られ地元の自然愛好会からリビラ山(地元では里平山と言う)登山会(夏秋2回)に誘われていた。
夏道はリビラ大滝から上は不明瞭との情報を得ており、移住後初のグループ登山に参加した。




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「里平山」山頂標識 
5年後の9月28日登頂時には消滅



日高町里平集落は、海岸の厚賀から約20km山側に入った集落である。
里平小学校は「山村留学」で当時はまだ存在していたが、2017年3月31日閉校し厚賀小学校に統合された。



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5時半集合であったが5時前に到着して登山準備を済ませた。
5時半、里平自然愛好会会長の挨拶の後、車でヌモトル林道へ。



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厚別川の工事中の河原に駐車し、6時再集合して登山開始した。



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リーダーのK氏の登山歴はリビラ山のみと言う。
里平集落の高齢化のため、登山道の整備は2015年で終了した。
踏み跡程度の「登山道」、雨が降れば分からなくなる。



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右手に林道の跡。
5年後も同じ場所を撮影した「目印」。



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6時35分、早くも最初の休憩。
歩くスピードも速くなったり遅くなったり・・・
沢の上部で尾根に取り付いた。



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7時48分、笹刈りされた登山道を登る。
機械で刈ったと言う。5年後は人の幅しか無かった。
現在は背丈を越える笹で覆われているであろう。



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7時57分、尾根の平坦地で休憩。



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標高を上げるとナナカマドの紅葉が。



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8時49分、樺司山1111m山頂で休憩。
参加者は地元や札幌からなど多彩だった。
6月に幌尻岳日帰り登山の話をすると驚かれた。



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背丈を越える笹の稜線をリビラ山に向けて登る。
笹刈りに感謝。



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廃道となった旧道。
上部はまだ、そこはかとなく「道」が分かるが。
5年後は完全に笹で覆われ分からなかった。



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リビラ山山頂は急速に雲に覆われて行った。
手前は山頂では無いニセピークだった。



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10時6分、山頂に立った。
新冠湖は見えたが、イドンナップは雲の中であった。
三々五々昼食を食べた。



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10時53分下山開始し、ニセピークへ登る。



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12時30分、尾根から谷へ降りる。
下山のスピードは速い。
リーダーのK氏の歩き方は素人そのものであった(失礼)。



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13時1分、沢を歩く。



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沢から尾根を振り返る。
この秋にここを登れと言われても無理。
自分でルートを決め藪漕ぎするしか無い。



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14時、下山した。(登り4時間、下り3時間)
京都ナンバーのエルグランド3.5L(4WD)が懐かしい。

集合して挨拶して解散。
林道の鍵を持つK氏が最後に車を走らせた。



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記憶を頼りに地図にルートをプロットした。
こうして見ると、リビラ山は日高町の山で「里平山」と呼ぶべきかも知れない。

リビラ山夏道初登を振り返って見ると、如何に積雪期登山が快適か。
特に天候に恵まれた3月30日の山行の素晴らしさ、心に残る山行となった。

by tmurakami0520 | 2019-04-05 11:44 | 山行記 | Comments(0)
ブログを始める前の5年前の山行録である。
地図と高度計、コンパスを使った登山で、GPSは持っていなかった。



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2014年3月12日当直明けで林道の除雪終点偵察時のリビラ山(中央右) 



3月8日暴風雪の徳舜瞥山で息子に凍傷を負わせてしまった。
「寒い」と言う言葉を知らない私は、息子の悲惨な顔に自分を憎んだ。
そして、当時の装備では、到底1日で歩き切る事の出来ない山行に突入した。

最初の計画では、貫気別山に登り、リビラ山を経て下山する予定だった。
リビラ沢に間違えて入ったけど、今思い返すと幸いだったのかも知れない。



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反時計回りに歩いた経路を地図にプロットした。
リビラ沢から標高1000mまで、深いラッセルに苦しんだ。
標高1000mを越えるとクラストして、2登目より歩き易い雪面となったが・・・



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5時20分林道除雪終点から歩き始めた。
トレースはスノーモービルの跡である。



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ここから貫気別沢を歩くとは気付かず通り過ぎ、ずっと直進した。



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左手に沢が見えなければならないが、沢を渡って地形からリビラ沢と気付いた。
計画を変更し、左手の尾根を探った。
6時20分尾根を地図で確認しのぼり始めた。



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1時間あまり尾根を登り、7時23分休憩した。
密な樹林を縫う様に急登を行き現在地確認をした。



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9時50分、見覚えのある樺司山からの岩場の尾根線。
晴れで視界が利けば、地図読みは問題なかった。



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10時23分、余りの急登続きに思うように進まない。
何より雪質が悪かった。



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粉雪では無いが地面にまで及ぶラッセルは時に腰の上に達した。
雪に両腕を突っ込み、匍匐前進し木に掴まっては一息を繰り返した。



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11時15分、気の遠くなるようなラッセルの後、岩場の上部に出た。
標高900mを越え、足首から膝下ラッセルに。




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12時8分、最後の登りへ。向かいの樺司山も急速に雪雲に隠れた。



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12時57分、ついに稜線に出た。
風雪で視界が閉ざされて行った。



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13時14分、登り約8時間でリビラ山頂に立った。
当時のソフトシェル、ウインターパンツ+ゲイタースタイル。
汗冷えで撮影のみ。昼食は先延ばし。



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貫気別山はおろか、視界は閉ざされていた。
13時44分コルにまで降りて樹林帯で昼食。



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14時32分、1220Pを越え北西に稜線が曲がっており、自称1305pへの登りを確認した。



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1305Pへの急登。
クラストしていたが、歩行9時間を越え苦しい登りだった。



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15時02分、貫気別山まで残り約900mのコルへ降りた。
貫気別山へ登れば谷に降りる前に日没となるため左の尾根へ下山した。
谷に降りれば何とかなると言う甘い考えだった。



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徐々に雪が上がり、ガンケを初めて目にし、現在地を確定した。



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15時28分、これだけ視界が利けば有り難い。
枝尾根に入り込まないように下った。



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尾根の下部は樹林帯で視界が利かない。
明るいうちが勝負だった。



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17時5分、登山開始から12時間。
貫気別沢の支流へ降りて夕暮れとなった。



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17時22分、二股で日没を迎えた。

沢の残雪が多く、月明かりでしばしばスノーブリッジを踏み抜いた。
翌年の貫気別山リベンジで判明したが、荒れた林道と沢の境界でしばしば滑落しては登り返した。

林道に出た時は20時を回っていた。
非常食を食べ、ヘッドライトで地図を確認して現在地を確定した。

林道から広い河原を月明かりの中、フラフラになって歩いた。
河原から件の堰から林道に上がり、貫気別山の登山ルートを確定できた。



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林道を歩いて除雪終点の車に22時7分到着した。
吹雪こうが、暗闇になろうが歩き抜く事を自分に課した。
息子を凍傷にした「罰」に-10℃以下の中を17時間近く歩き、特に日没後は雪の中に埋まる事数知れず。

それでも凍傷とは無縁の希代の暑がり。
予の辞書に「寒い」と言う言葉は無い。

by tmurakami0520 | 2019-04-04 15:55 | 山行記 | Comments(0)

前編の続き:



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休憩を終えて、リビラ山へ登り詰める。
おにぎり効果は絶大だった。



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樹林に隠れる前のガンケを含む長い稜線を撮影。



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11時6分、登り5時間49分でリビラ山山頂に立った。



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向こうのピークが山頂では無い事は過去3回の登頂で覚えている。
背丈を遙かに超える笹藪も雪の下。



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補助的に使っていたアイフォンのGPSで確認。



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日高山脈を背景に記念撮影。



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中央右に新冠湖、イドンナップ。
日高山脈の大展望は4回目にして初めて目にした。
記念に残る1枚の写真となった。



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日高山脈を眺めながらの昼食は最高!
このラーメンはカップ麺とは思えない逸品でした。



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11時33分下山開始し、リビラ大滝のある沢筋を見下ろす。
右手のピークは夏道を歩いた樺司山1111m。



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山頂と日高山脈の展望の見納め。



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夏道を歩いた尾根を分けて90℃西へ向かう。



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初めて歩く尾根、特に上部は慎重に下る。
上部で間違えれば、とんでもない方向へ行ってしまうからだ。



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樺司山と右に岩の尾根は良い目印になる。



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12時45分、尾根からなだらかな枝尾根を沢に下る。
樹木の影が北を指して方向は磁石なしでも分かりやすい。



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広場に出た。土場の様だ。
まっすぐ突っ切る。



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崩壊した林道の跡から沢へ降りた。
山頂からのこのコースは初めてだけど、リビラ山に登るのならお勧めのコースだ。



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右手の登りに使った尾根の南斜面に雪は無い。
この時期のスノーシューハイキングでは、地図で尾根の方向を考え残雪を見極める必要がある。



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14時、ガンケを眺めながらおにぎりを食べた。
今回はパンとカフェオレ(非常食)、おにぎり1個が残った。



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リビラ沢から白く輝くリビラ山と右手に樺司山。
この谷筋から尾根への登攀はお勧め出来ない(経験済)。



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登りでは無かった車の轍、EVOと私のスノーシュー痕、スキーの跡があった。
誰とも出会わなかったので、林道散歩か?
14時54分下山終了。
この橋は車で渡りたくない(笑)



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登山用具を車に載せ、駐車した場所から白く輝くリビラ山に別れを告げた。
足の筋肉痛が心地よく余韻に浸った。
今回は想定したルートを正しく歩ききる事が出来た。
何より、日高山脈の展望が素晴らしく、快心の山行だった。



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GPSログ(主に下山ルート)
最初の西へのジグは尾根の分岐取り訂正。
931P手前で尾根を北へ分けた。
沢への下りは、崖や急斜面を避ける必要があるが、上から見下ろして気づいた時点では進退窮まる事があり、地図読み技術が必須。

逆に積雪期(残雪期)の登りでは931Pを目印に谷から上がる分には危険を避けるのは容易である。
このルートでのリビラ山往復が最も容易なコースと感じた。
更新を通知する


by tmurakami0520 | 2019-04-01 09:22 | 山行記 | Comments(0)
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稜線からリビラ山 


序章の続き:
雪解けが進み、2週間前のトレースも消えていた。



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ここから貫気別沢に入る。
積雪期リビラ初登は右手のリビラ沢から、岩場もあるとんでもない尾根を登った。
今回は、あえて貫気別山への尾根を登りに使う。



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河原にこのくらい雪があるとスノーシューで歩きやすい。
来週週末ならつぼ足で沢歩きとなろう(予測)。



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6時46分沢は大きく東(右方向)へ曲がる。
前回の失敗を踏まえ、地図で地形確認も。



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右手が登る尾根で、この沢に入り岩場を避ける。



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沢から木を伝いながら登る。
2015年の貫気別山初登と全く同じコース取り。



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これだけダケカンバが生えていれば、沢に滑落の危険性は無い。
太めの木を繋ぎながら尾根へ上がった。



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尾根の下部はクラストしていて歩きやすい!
但し足跡が消えるためトレースを辿る事は出来ない。



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8時3分ガンケ展望台に到着。
前回は試行錯誤もあって4時間以上かかったが、今回は2時間40分。
ここで2回目の休憩。



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高度計(時計)で現在地を地図で確認出来る。
2015年より以前はGPSを使っていなかった。
登山の基本に立ち返った。



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汗冷えがすると思えば、-12℃だった。
足首から膝下ラッセルとなった。



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爽やかな尾根を行く。



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激しい運動に対して栄養と水分を補給する。



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スノーシューの足跡を刻む急登。
前回よりリビラ山側に尾根を登り詰める。



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9時21分、4時間あまりで稜線へ出た。
貫気別山方向で、このコブをパス出来た。



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右端の幌尻岳から中央左にチロロなど日高山脈北部の展望(^O^)
1305Pへ複雑な稜線を登る。



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1305Pから貫気別山。
稜線はパウダースノーがタップリ載っていた。



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左の1260Pを通りリビラ山へと続く稜線。
2014年は風雪で何も見えない中ここを通ったけど、見えていればへこたれていたかも。



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1305Pを振り返る。
青空とのコントラストが美しい。
膝下とは言え、結構沈む。



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歩き疲れても、向かい側のイドンナップ、右手奥に1839が天を突く展望に励まされた。



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1260Pからガンケ、貫気別山、1305Pを望む。



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10時3分、1260Pをコルへ下る。
手前のピークがリビラ山だけど遠く感じた。



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ひときわ大きい幌尻岳。
奥の戸蔦別岳からヌカビラ岳に至る稜線に、息子と夏に歩いた思い出が蘇る。



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足が重いのは新雪のラッセル疲れだけでは無いようだ。
5時間を越え、シャリバテかも。



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10時37分、幌尻岳を眺めながらお握りを食べた。
~後編に続く



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ここまでの道のりを地図にプロットした。
リビラ山だけが目的なら、このコースは大回りである。

左下のリビラ沢からの尾根はどれも距離が短く、崖もあり危険である。

by tmurakami0520 | 2019-03-31 15:53 | 山行記 | Comments(0)
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1305P(自己測定)からリビラ山 



北海道は晴れの予報に、夕張山地や十勝連峰にも食指が動く。
この時期は雪の状態は現地に行かなければ分からない。
ある程度予測が付くホームの日高、それもリビラ山に狙いを定めた。

リビラ山は夏道でも2回登頂し、夏山ガイドに写真を提供した。



もう整備されなくなり廃道になった可能性が高い。
夏季の登頂は、ダニ・ヒグマそして藪との戦い。
エキスパート向けと言えよう。

積雪期は藪が雪に埋まり、地図読みさえ出来れば貫気別山より容易。
ただし周回コースは体力を含め「山の総合力」が試される。

2014年3月15日リビラ沢側から登頂し、周回した。
今回は積雪期2回目の登頂を初登と逆周回。
しかも下山ルートは初めて歩くコースにした。



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サマータイムの3時起床し、門別のセブンへ向かう。
気温は-7℃と嬉しい冷え込み(雪が締まる)。



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林道での車の気温は-8℃(実際は-10℃)。
家から58.7kmと近いホームの山。
朝食後登山準備をした。



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5時17分、出発した。
奥の山の左がリビラ山、尾根繋がり右のピークが樺司山1111m。
雪解けが進んだ出発地点の標高は330mである~続く

by tmurakami0520 | 2019-03-30 19:09 | 山行記 | Comments(0)
本編1の続き:



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12時16分、登り始めて6時間40分、ついに最高地点に到達した。
右にリビラ山を望む。



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少し下ってガンケへ続く尾根の上に立つ。
この付近の雪の下に三角点がある(はず)。



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4年前の初登の時と同様に、GPSで確認した。
この山塊の最高峰、貫気別山1317mの2登目を果たした。



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最高地点にまで戻って、2回目の昼食休憩。
汗で濡れたタオルが凍結したので確認すると-6℃だった。



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リビラ山(右から2番目のコブが山頂)を見ながらヌードルを食べた。
ここからリビラ山まで標高1200m以上の稜線が繋がっている。



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三角点の方向。
右端上の白銀はハッタオマナイ岳(未踏)。



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シドニーの裏に竒峯シキシャナイ(既登)。
12時45分、山頂を後に。



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稜線を右の尾根に下る。
2014年3月15日は風雪で視界の無い中、右端のリビラ山からここまで稜線を歩き、ここを下った。トレース無し、GPS無しで。
地図を読む方が、今日の谷から尾根への登りの様な未熟な間違いをしない。



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柔らかい雪を軽快に下る。



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今日はやたらとお腹が空いて、雪見だいふくか鏡餅の様に見えた(笑)。



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14時4分、ガンケ展望台で休憩し、糖分を摂取。



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午後の青空とガンケ。またいつか見に来たい。



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15時25分、二股の日陰で最後の休憩。
パンとカフェオレの残りを全て飲んだ。
これで食料はお握り1個を残すのみ。



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広い河原を春の風を浴びながら散歩気分。
下肢の筋肉はパンパンだけど。



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この橋は「2t」まで通行可能になっているけど、雪の下の状況を知っているので、怖くて車を通す事は出来ない。4年前は左のスペースに駐車した。



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16時48分、下山は4時間で充実した山行を終えた。
平取温泉「ゆから」で汗を流した。



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GPSログ:沢から尾根線への試行錯誤が毛羽立って見える

年を取って体力が落ち、覇気も無くなっているのだから、せめて地図読みは経験を生かして正確を期したい。反省材料も多いが、何よりもこの山塊の魅力に癒やされた1日だった。

by tmurakami0520 | 2019-03-19 17:36 | 山行記 | Comments(0)
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陽射しを受けた貫気別山と左端にガンケ 



積雪期のアプローチも登山も積雪の状態によって大きく変わる。
深いラッセルに阻まれ、リビラ山の登頂に8時間かかった経験から、朝暗い内に林道に入り朝食を食べた。
なるべく奥へ進むも、日中の融雪も考え橋の700m手前で駐車した。

暖冬少雪の今年、2015年4月11日初登の様な軽快な残雪期登山を心の中では期待したが、2014年3月15日リビラ山からの周回ほどでは無いけど標高800mから1250mまで時に膝上ラッセルで、山頂までクラストはしていなかった。前日の積雪の影響と思われた。

これまで、リビラ山や貫気別山で良い天気だった日は無かった。
この日は、少なくとも午後からは晴の予想で、青空のガンケを見に訪れた。

5時36分、スノーシューはライトニングアッセントを履いて、EVOを車内に残して出発した。
林道は多数のスノーシューの古い跡が残っていた。



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4年振りにここから左手の河原に降りる。
初登の時は雪が無かったが、トレースがあり野趣に欠ける。
ザラメ雪で歩き易い。



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林道は対岸に分岐し反転している。
6時39分、休憩。



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貫気別川(沢)からガンケを望む。
昨日の雪で樹氷を纏っていた。
右側の左岸林道を辿る。



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林道のミラー。自撮りより青空が嬉しい。



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7時21分二股に到着。
4年で地形が変わっていて、地図をしっかりと確認せず早目に尾根に取り付いてしまった。



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一旦沢に下った。
赤線がこれまでのコースだが、尾根の南斜面は雪が落ちていた。

再度尾根に向かうも、傾斜が強く樹木がまばらで後少しが登れず沢に降りた。
沢の上部にトレースを見つけて、尾根に上がった。

4年前は赤線より北側を回った事を想い出したけど後の祭り。
2回の無駄な急登攀で時間と体力をロスした。



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8時49分尾根に上がり沢を見下ろす。



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尾根の樹木越しにガンケを展望する。
昨日の新雪が徐々に深くなった。



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9時55分、ガンケの展望台で大休止。
フィナンシェを食べる。



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青空にガンケが冴え、迫力を感じた。
岩場の切れ目、右端に凍った滝も。



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尾根からの沢地形が岩場に接する所で滝となって凍っている。



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尾根の急登にはトレースは消えていた。
孤独なラッセルを続ける。



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膝上のラッセルとなり、力が尽きそうだった。



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11時09分、空腹のためシャリバテ状態でダウン。
お握り1個とパンとカフェオレで血糖を急速に回復させた。



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パウダースノーのラッセルを続ける。
青空が唯一の希望だ。
暑くて、アウターも手袋も脱いでいる。



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11時41分、ついに稜線到着。
リビラ山へ続くピークは1300mを越えているが名前がない。



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山頂方向は北から雪雲が流れてきた。



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見えている間に日高山脈の写真を撮った。
中央奥に幌尻岳まで見えたが、急速に雲に隠れていった。



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右から伸びる尾根はガンケで切れる。
ガンケは見下ろすと足がすくむ。



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三分の二周の弧を描いてテーブル状に張り出す岩場の左端(南端)を覗く。

日高の1300m峰、特異な地形が魅力の貫気別山。
日高の名峰、幌尻岳の展望も楽しめ初登とは全く異なる山行に。
~本編2へ続く

by tmurakami0520 | 2019-03-18 17:22 | 山行記 | Comments(0)
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夕陽を浴びる貫気別山 


リビラ山1291m:2009年9月20日初登、2014年3月15日登頂後貫気別へ周回を狙うも時間切れで今日のルートを下山、2014年9月18日3登目。
貫気別山1317m:2015年4月11日初登、今回が2登目。

いずれも標高差1000m以上、16kmから20kmの歩行+尾根の急登と敷居は高い。
積雪期は北大山岳部が貫気別山からリビラ山を周回(1泊)している。
2014年3月は逆周回日帰りで北大の記録を破ろうと言う試みだったけど、この山域の厳しさ(GPS持たず、地図のみ)にあえなく阻まれた。
この時の下山の記憶が2015年の貫気別山初登に役だった。

今回このルートは3回目だけど、そこはかとなくトレースが残っていた。
リビラ山の方へもトレースがあり、最近人気が出てきたのかな。
積雪期は誰とも出会った事が無い。
今回も、誰とも出会わない静かな単独行を満喫できた。



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体力も尽きる孤独なラッセルの末に貫気別山(↓)へ最後の登り。
左端の尾根が切れているが、そこに貫気別山の最大の魅力「ガンケ」がテーブル状に張り出している。
アイヌ語でガンケは岩場を指すけど、貫気別山のこの岩場は固有名称「ガンケ」。
冒頭の写真でも、貫気別山の「ガンケ」は迫力がある。
地元では、ヒグマの巣があると言われている。
~本編に続く

以前楽天Mobileの記事を載せたことがあるが、沢城さんがこのブログを紹介してくれた。
キャリアになる前の楽天Mobileが良くまとめられたブログなので紹介する。



by tmurakami0520 | 2019-03-17 21:33 | 山行記 | Comments(0)

山が好きな内科医のつぶやき


by tmurakami0520
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